シェフラー―ハンガリーで新工場開所―

自動車部品大手の独シェフラーは17日、ハンガリー西部のソンバトヘイで第2工場を開所した。シェフラーグループ初の電動車部品専門工場で、150人を新規雇用する。新工場の稼働により、グループのEモビリティ関連受注高が来年にも20億~30億ユーロに達すると見込む。

新工場は電気・ハイブリッド駆動系部品事業の成長発展に向けたコンピテンシーセンターと位置付けられている。面積は約1万5,000平方メートル。生産工程を高度に自動化し、回転子(ロータ)、固定子(ステータ)などの生産や、同期および非同期モーター用マグネットの取付けに必要な清潔な作業環境を確保した。

2023年までに生産シフトを複数化し、年産能力を80万ユニットに引き上げる計画。26~29年には年180万ユニットを出荷する。

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