商船三井―独社にアンモニア燃料の船舶エンジン発注へ―

商船三井は18日、大型エンジン製造の独MANエナジー・ソリューションズ(MAN ES)、三井E&Sマシナリー(MES-M)と、MAN ESが開発中のアンモニアを主燃料とする船舶用エンジンの発注に向けて基本協定書を締結したと発表した。自社の炭素中立外航船パイロットプロジェクトとして調達する。MAN ESによると、2023年に本契約を結ぶ見通し。

アンモニアは燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しない次世代のクリーン燃料として注目されている。商船三井は50年までの炭素中立達成に向け、20年代中に炭素中立の外航船運航を開始することを計画している。MAN ESからアンモニア燃料を用いるエンジンを調達することで次世代燃料への転換を進めていく。