ZF―車載電池のアフターマーケットでCATLと戦略協業―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは19日、アフターマーケット・サービス分野で中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)とグローバル戦略パートナーシップを締結したと発表した。ZFが世界に持つ自動車整備工場網でCATL製電池を修理・交換できるようにする。協業範囲はデータ接続、リサイクリング・再利用分野にも拡大する意向だ。

ZFは世界の1万カ所以上の整備工場をパートナーとしている。今回の戦略協業で、CATLは電池研修分野のノウハウをZFに提供。ZFはこれをもとに整備士向けの研修を行う。CATLの周佳社長は「ZFとのこのパートナーシップは電池のグローバルで包括的なバリューチェーン構築の重要な一歩だ。ZFの世界的なネットワークの支援を受けわが社はグローバルなアフターマーケット・サービスを一段と拡大する」と述べた。

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