独電気電子工業会(ZVEI)が18日発表した同国電機製品の9月の輸出高は前年同月比6.0%増の191億ユーロとなり、これまでに引き続き拡大した。1~9月の累計は前年同期比11.5%増の1,653億ユーロ。生産高と売上高も同様の伸び率を記録した。
1~9月の輸出高は仕向け先上位10カ国のすべてで増加した。最大の輸出先は中国で、前年同月比10.1%増の187億ユーロを記録。これに米国(9.6%増の142億ユーロ)が続いた。3位以下はフランス(17.0%増の99億ユーロ)、オランダ(18.6%増の83億ユーロ)、ポーランド(10.1%増の81億ユーロ)、イタリア(22.5%増の80億ユーロ)、チェコ(13.3%増の75億ユーロ)、オーストリア(16.7%増の71億ユーロ)、英国(16.1%増の68億ユーロ)、スイス(6.2%増の55億ユーロ)となっている。
地域別では欧州向けが13.1%増の1,017億ユーロ、北米向けが9.0%増の151億ユーロ、ラテンアメリカ向けが11.1%増の38億ユーロ、アジア向けが8.3%増の367億ユーロだった。
ドイツの電機製品輸入高は9月が183億ユーロで、前年同月を14.0%上回った。1~9月も前年同期比15.8%増の1,593億ユーロへと拡大した。