独ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツは11月30日、米国の電池開発会社ファクトリアル・エナジーと開発協業合意したと発表した。全固体電池のセル、モジュール、および車載電池への統合で手を結ぶ。少数車両への全固体電池搭載を5年以内に開始する考えだ。
ファクトリアル・エナジーはマサチューセッツ州ウォーバンに拠点を置く新興企業。同社の全固体電池はリチウムイオン電池に比べ航続距離が20~50%長いほか、安全性も高い。
メルセデスは同社に千万ドルのケタ台後半の投資を行い、取締役会に役員1人を送り込む。