中古車価格が1年で30%上昇、新車不足のしわ寄せで

中古車価格が大幅に上昇している。調査会社DATのデータをもとにdpa通信が報じたところによると、3年落ちの4月の平均価格は2万7,900ユーロとなり、前年同月を30.1%上回った。ディーゼル車は31.8%増の2万8,960ユーロ。一部のモデルでは新車よりも価格が高くなっているという。

背景には新車不足がある。コロナ禍からの急速な景気回復で半導体などの部品が不足。メーカーは生産調整を余儀なくされており、旺盛な需要に対応できていない。このため新車を諦め中古車を購入する人が増えている。

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