「22年小売売上は実質2%減少」=業界団体

独小売業中央連盟(HDE)は5日、2022年の業界売上高が物価調整後の実質で前年を2%下回るとの予測を発表した。インフレ高進とエネルギー価格の高騰を受け、消費者景況感が歴史的な低水準に落ち込んでいるため。会員企業を対象に実施したアンケート調査では44%が売上減を見込んでいると回答した。

名目売上高は3%増の6,071億ユーロを予想している。ネット通販は12.4%増えるものの、実店舗は1.4%の小幅増にとどまる見通し。

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