ドイツ連邦陸運局(KBA)が19日に発表した電気自動車(BEV)の1-3月期の新車登録台数(乗用車)は前年同期比13.2%増の9万4,736台に拡大した。登録数が最も多かったブランドは米テスラで、2万655台(シェア21.8%)を記録。2位のVW(1万3,443台)に大きく水をあけた。3位以下はアウディ(7,637台)、メルセデス(7,298台)、現代(5,394台)、BMW(4,334台)が続く。
日本車はマツダの885台が最高。トヨタは830台、日産は429台、ホンダは45台、スバルは15台となっている。その他の日本ブランドではBEVの新車登録がなかった。ホンダは74.9%減、日産は63.9%減と大きく落ち込んだ。
中国勢は台数が少ないものの、長城汽車(168台)、蔚来汽車(136台)、比亜迪汽車(64台)、愛馳(23台)マクサス(1台)の5ブランドで新車登録がなされている。
乗用車新車登録に占めるBEVの割合は14.2%で、前年同期を0.8ポイント上回った。同割合が最も高かったのは愛馳、比亜迪、米ルーシッド、マクサス、蔚来、ポールスター、スマート、テスラの8ブランドで、100%に達した。これに長城が95.5%、MGロエベが81.5%で続く。そのほかのブランドはすべて30%未満で、ミニの27.5%が最高だった。ボルボは24.1%、現代は23.7%でこれに続いている。
ドイツ車はポルシェが13.5%、アウディが12.6%、VWが10.6%、メルセデスが10.2%、BMWが9.2%、オペルが7.0%、フォードが2.3%。日本車はマツダが7.3%、日産が4.7%、トヨタが4.4%、ホンダが3.0%、スバルが1.5%となっている。
前年同期比の伸び率が最も大きかったブランドはトヨタで、1,629.2%に達した。2位はMGロエベで665.8%、3位はセアトで423.6%。マツダも121.8%増と好調だった。ドイツ車はメルセデスの77.4%が最高で、これにVWが70.9%、アウディが47.6%で続いた。
BEVにプラグインハイブリッド車(PHV)と燃料電池車(FCEV)、ハイブリッド車(HV)、天然ガス車、水素燃料車を加えた環境対応車の新車登録台数は4.7%増の29万1,999台に拡大した。乗用車全体に占める割合は43.8%で、前年同期(44.5%)を0.7ポイント下回った。PHVの購入補助金が昨年末で打ち切られたことが響いた格好だ。