企業情報

ジャックウルフスキン―米キャロウェイゴルフが買収―

アウトドア用品大手の独ジャックウルフスキン(イトシュタイン)は11月30日、ゴルフ用品大手の米キャロウェイゴルフがヘッジファンド3社から同社を完全買収することで合意したと発表した。キャロウェイは事業の補完性が高いと判断し

アリアンツ―欧州ネット保険子会社設立へ―

保険大手の独アリアンツは本社所在地ミュンヘンで11月30日に開催した投資家説明会で、欧州全域をカバーするネット保険子会社の設立計画を明らかにした。保険市場は国によって特徴が大きく異なり汎欧州のサービスを一手に提供するのは

アリアンツ―完全傘下の持ち株会社を中国に設立―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は25日、中国に100%傘下の持ち株会社を設立する計画が中国銀行保険監督管理委員会(CBIRC)から承認されたと発表した。外資が完全傘下の保険持ち株会社を同国に設立するのは初めて。持ち

コンチネンタル―セル生産参入は補助金と切り離して決定―

独自動車部品大手コンチネンタルのエルマー・デーゲンハルト社長は20日、フランクフルト国際経済記者クラブで講演し、電池セル生産事業に同社が参入するかどうかを政府補助金とは切り離して決定する考えを明らかにした。同社が描く参入

べバスト―電池分野で中国企業と戦略協業―

自動車部品大手の独ベバスト(シュトックドルフ)は27日、中国のリチウムイオン電池メーカー万向A123と戦略協業合意したと発表した。電池分野で長期的に協働していく考え。第一弾として、ベバストが中国で販売する商用車用標準電池

デンソー―半導体のインフィニオンに出資―

デンソーは26日、半導体大手の独インフィニオンに出資したと発表した。自動運転、電動車分野で競争力を強化する狙いで、長年に渡る両社の協力関係を緊密化する。出資額は千万ユーロのケタ台の半ば。出資比率は明らかにしていない。 自

ソノ・モーターズ―コンチネンタルから駆動ユニット調達―

太陽光を動力源として走行できる電気自動車(EV)を手がける独スタートアップ企業ソノ・モーターズ(ミュンヘン)は22日、同社が発売予定のEV「シオン」の電気駆動ユニット(EDU)をサプライヤー大手のコンチネンタルから調達す

ヘラー―フォルシアと戦略協業、車内照明で―

自動車部品大手の独ヘラー(リップシュタット)は21日、車内照明の分野で仏同業フォルシアと戦略協業すると発表した。自動運転の今後の普及をにらんだもので、搭乗者の多様なニーズに対応したライトソリューションを提供していく。 高

ラインメタル―競合KNDSへの出資に向け交渉―

戦車大手の独ラインメタル(デュッセルドルフ)は26日、独クラウス・マッファイ・ヴェークマン(KMW)と仏ネクスターが経営統合でオランダに設立した同業KMW+ネクスター・ディフェンス・システムズ(KNDS)に出資するための

ヴィンタースハル―アブダビでガス田採掘へ―

独化学大手BASFは26日、エネルギー資源開発子会社のヴィンタースハル(カッセル)がアラブ首長国連邦(UAE)の洋上天然ガス開発プロジェクトに参加すると発表した。中東で採掘事業を強化する。 UAEのアブダビ国営石油会社(

ティッセンクルップ―通期純益96%減少―

独複合企業ティッセンクルップ(エッセン)が21日発表した2018年9月通期の株主帰属の純利益(売却した米鉄鋼事業を除いた実質ベース)は800万ユーロとなり、前期の2億1200万ユーロから96%減少した。本業の不振のほか、

マネーファーム―独フィンテックを買収―

オンライン資産運用サービスの英マネーファーム(ロンドン)は20日、独同業ファーモ(Vaamo)を買収することで合意したと発表した。事業を欧州全域に拡大することが狙い。買収金額と出資比率は明らかにしていない。取引の成立には

フォルクスワーゲン―グループ販売2カ月連続2ケタ減に―

自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が19日発表した10月のグループ新車販売台数は前年同月比10.0%減の84万6,300台へと後退し、2カ月連続で2ケタ減となった。欧州連合(EU)の排ガス検査方

BASF―収益力強化へ、組織再編も―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は20日、収益力強化戦略を発表した。生産効率の引き上げとコスト削減、組織再編、中国事業の強化を通して2019~21年の3年間に営業利益(EBITDA)を20億ユーロ拡大。E

コベストロ―利益見通し引き下げ、猛暑など響く―

化学大手の独コベストロ(レバークーゼン)は20日、2018年12月期の営業利益(EBITDA)予測を下方修正した。競争激化とコスト拡大、引当金の計上を踏まえたもので、前期実績(34億4,000万ユーロ)を「上回る」として

メルク―がん研究支援へ、米ソフト会社と合弁―

製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は19日、米国のソフト会社パランティア・テクノロジーズと共同で合弁会社を設立する計画を明らかにした。科学者や研究機関のがん研究を加速させることが狙い。出資比率や出資額は明らかにしてい

エーオン―風力発電パークを共同建設―

エネルギー大手の独エーオン(エッセン)は16日、スイス金融大手のクレディ・スイスと共同でスウェーデン中東部のヴェステルノールランド県に風力発電パークを設置すると発表した。欧州の陸上風力発電市場で地歩を強化する戦略の一環。

フィンリープ―中国平安保険が出資―

金融スタートアップ支援の独新興企業フィンリープ(Finleap)は19日、金融大手の中国平安保険が同社に資本参加すると発表した。平安保険が持つ巨大な資金力とIT分野の高い技術力を活用し、新技術の開発や事業の拡大を行う。

フォルクスワーゲン―車の電動・IoT化に巨額投資―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)は16日の監査役会で、電動車、自動運転、情報通信技術を活用したモビリティサービス、車両と工場のデジタル化に2019~23年の5年間で総額440億ユーロ(

フォルクスワーゲン―独電動車工場を3カ所に拡大―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は14日、ドイツ北部のエムデン、ハノーバー工場で電動車を生産する計画を発表した。独東部のツヴィッカウ工場でも電動車を生産することが決まっているため、同国のVW電動車工場は3カ所に拡

ダイムラー―北京に新R&Dセンター設置―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は14日、北京に「中国R&Dテックセンター」を新設すると発表した。同社はすでに同市に研究開発(R&D)拠点を持っており、新拠点は2カ所目。ダイムラーは中国で

コンチネンタル―シンガポールで自動運転開発―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は15日、シンガポール向けの自動運転技術開発を仏スタートアップ企業イージーマイルと共同で行うと発表した。イージーマイルのソフトウエアを搭載したコンチネンタルのロボットタクシー

Opel:オペル―R&D事業の部分売却で仏セギュラと合意―

仏自動車大手PSAの独子会社オペルは15日、研究開発(R&D)事業を技術サービス大手の仏セギュラ・テクノロジーズに部分売却することで合意したと発表した。将来的に余剰となる人員と設備を譲渡する。取引金額は非公開。

BMW―英に部品空輸も、無秩序離脱対策で―

自動車大手の独BMW(ミュンヘン)は英国が通商協定を締結せずにEUを離脱する「無秩序離脱」への準備を進めている。無秩序離脱が現実になると、EU~英国間の物流が大幅に滞りEU製部品をジャストインタイムで英工場に輸送できなく

ハイデルベルガー―生産を中国に部分移管―

印刷機械大手の独ハイデルベルガー・ドルックマシーネンは8日の決算発表で、生産事業の一部をドイツから中国に移管することを明らかにした。これに伴いハイデルベルク南部のヴィースロッホにある本社工場の人員を削減する。従業員の整理

シーメンス―営業益6%減少、火力発電部門が足かせに―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が8日発表した2018年9月通期決算の産業分野の利益は88億1,500万ユーロとなり、前期比で6%減少した。構造不況に直面する火力発電部門の再編コストが響いた格好で、純利益も3%減の5

ディボールド・ニックスドルフ―独子会社の上場廃止へ―

ATMとPOSシステムの大手メーカーである米ディボールド・ニックスドルフは7日、同名の独子会社の上場廃止方針を明らかにした。コスト削減と組織の簡素化が狙い。株主総会で承認を得て、スクイズアウト(少数株主からの株式の強制的

エボニック―スタートアップ買収、精密畜産事業強化へ―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)はビッグデータ分野のスタートアップ企業ポルフィリオ(Porphyrio)を買収したと発表した。精密畜産分野のノウハウを拡充し飼料事業を強化する狙い。買収金額は明らかにしていない。 ポ

エボニック―過酸化水素の米社買収―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は8日、過酸化水素(H2O2)と過酢酸(PAA)の有力企業である米ペロクシケムを投資会社ワン・エクイティ・パートナーズから買収すると発表した。収益力の高い特殊製品分野のポートフォリオ

バイエル―営業利益がやや減少、7-9月期-0.1%に―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)が13日発表した2018年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBITDAベース、特別項目を除く)は前年同期比0.1%減の22億200万ユーロとやや落ち込んだ。為替差

ティッセンクルップ―利益見通し引き下げ―

独複合企業ティッセンクルップ(エッセン)は8日、2018年9月通期の純利益見通しを下方修正した。子会社のカルテル容疑に絡んで引当金を計上するためで、前期実績の2億7,100万ユーロを「大幅に上回る」としていた従来予測を1

東京ガス―独RWEと協業へ―

東京ガスは9日、独エネルギー大手RWEのトレーディング子会社RWEサプライ・アンド・トレーディングと相互協力に関する協定を締結したと発表した。原料調達分野を中心に連携を図る。 RWEサプライ・アンド・トレーディングは欧州

N26―ユーロ圏外6カ国に進出―

モバイルバンキングサービスを手がける独新興企業N26(ベルリン)は7日、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、ポーランドの4カ国で事業を開始した。ユーロ圏外の事業を強化する。年末にはリヒテンシュタインとアイスランドでもサ

SAP―調査ソフトの米クアルトリクス買収―

企業資源計画(ERP)ソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)は11日、調査ソフトの有力企業である米クアルトリクスを買収することで合意したと発表した。顧客の体験などの情報を分析して製品などに反映させブランド価値を向上させてい

コメルツ銀行―7-9月期47%の営業減益に―

独コメルツ銀行(フランクフルト)が8日発表した2018年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益は前期比47%減の3億3,100万ユーロと大幅に落ち込んだ。比較対象の17年第3四半期は本社ビル「コメルツ銀行タワー」と独カー

フォルクスワーゲン―韓SKIからもセル調達―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は13日、韓SKイノベーション(SKI)を車載電池セルの戦略サプライヤーに指名したと発表した。VWはすでにLG化学、サムスン、CATLからセルの供給を受けることに

フォルクスワーゲン―ポルトガルにソフト開発拠点開設―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は6日、ポルトガルの首都リスボンにソフトウエア開発センター(SDCリスボン)を開設した。SDCは本社所在地ヴォルフスブルク、ベルリンに次いで3カ所目。自動車業界で急速に進むデジタル

BMW―大幅減益に、7-9月期営業益-27%―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が7日発表した2018年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBIT)は前年同期比26.8%減の17億4,500万ユーロと大幅に落ち込んだ。欧州の排ガス検査方式変更に伴う値引き競争や

マーレ―EV用電動コンプレッサーの生産開始―

独自動車部品大手のマーレ(シュツットガルト)はこのほど、ハンガリー北部のバラシュシャジャルマト工場で電動コンプレッサーの生産を開始した。電気自動車(EV)の普及拡大による需要を見込んだもの。同工場はマーレ初の電動コンプレ

インフィニオン―スタートアップを買収―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は12日、独東部のドレスデンに拠点を置くスタートアップ企業シルテクトラをベンチャーキャピタルのMIGファンズから買収すると発表した。半導体チップの歩留まりを大幅に引き上げる狙い。

リコー―独印刷ソフト会社買収―

リコーは12日、印刷向けソフトウエア開発の独カラーゲート・アウトプット・ソリューションズの全株式を取得することで合意したと発表した。産業印刷事業の強化方針に基づく措置。買収金額は明らかにしていない。月末の買収手続き完了を

フォルクスワーゲン―フォードと自動運転・EVで提携か―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)が競合の米フォードと幅広い分野で手を結ぶもようだ。自動運転分野での開発の遅れや、開発費の膨張に対処することが狙いで、プラットフォームの共有化も進める方向

フォルクスワーゲン―中国の自動運転企業連合アポロに参加―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は2日、中国のIT大手百度を中心とする自動運転の開発連合「アポロ」に参加すると発表した。自動運転車の開発を中国現地で加速する狙い。百度とは同分野の共同プロジェクト

フォルクスワーゲン―7-9月期営業益19%減に―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)が10月30日発表した2018年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(特別費計上前)は前年同期比18.6%減の35億1,100万ユーロと大きく落ち込ん

コンチネンタル―米社の防振システム事業買収―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は2日、米同業クーパー・スタンダードから防振システム事業を譲り受けることで合意したと発表した。同買収により、防振・防音部品をグローバルに供給できる体制を確立する。取引の成立に

シェフラー―英事業再編、2工場など閉鎖へ―

ベアリング大手の独シェフラー(ヘアツォーゲンアウラハ)は6日、英国事業の再編計画を発表した。競争力を長期的に確保する目的で2016年に開始したプログラム「アジェンダ4プラス・ワン」に基づく措置で、2工場を含む3拠点を閉鎖

ドイツテレコム―充電ステーションの運営開始―

電気通信大手のドイツテレコムは5日、本社所在地ボン、およびダルムシュタットで電動車用充電ステーションの運営を開始した。自社保有の通信インフラを活用するのがポイントで、長期的にはドイツ全土へと充電網を拡大していく。 ドイツ

明電舎―独子会社が電力会社から避雷器受注―

明電舎は2日、100%子会社の独トリデルタ明電舎(TMG)が欧州の大手電力会社から配電用避雷器を正式受注したと発表した。受注先や受注額などの詳細は明らかにしていない。 TMGは明電舎が2015年に買収したドイツの電力用避

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