企業情報

シンプルシュアランス―東京海上などから資金調達―

インシュアテック(IT技術を活用した保険分野のサービス)の有力企業である独シンプルシュアランス(SISU)に東京海上ホールディングスなどが資本参加する。SISUは東京海上と協業して日本・アジア市場を開拓していく考えだ。 […]

N26―英市場に参入―

モバイルバンキングサービスを手がける独新興企業N26(ベルリン)は4日、英国事業を開始した。同社はすでに欧州17カ国で事業を展開しており、英国は18カ国目となる。ファレンティン・シュタルフ社長はロイター通信に「わが社はグ

ワイヤーカード―アプリサービス拡大へ―

決済サービス大手の独ワイヤーカードが同社アプリ「ブーン(Boon)」の機能を拡大する。マルクス・ブラウン社長が4日明らかにしたもので、同アプリを中心にデジタル金融のエコシステムを構築する方針だ。 ワイヤーカードは他の金融

コベストロ―米にMDI工場新設、北米生産能力2倍強に―

化学大手の独コベストロ(レバークーゼン)は9日、米テキサス州ベイタウンにポリウレタンの原料となるメチレンジフェニルジイソシアネート(MDI)の工場を新設すると発表した。世界需要の拡大を踏まえた措置。同社の北米生産能力は2

フォルクスワーゲン―VW乗用車で生産性30%引き上げへ―

フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)は9月27日、VWブランド乗用車の新生産戦略「トランスフォーム・トゥゲザー」を発表した。同乗用車ブランドの長期事業計画「トランスフォーム2025+」を生産面から支える

ダイムラー―ツェッチェ社長退任へ、21年から監査役会長に―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は9月26日、ディーター・ツェッチェ社長(65)が来年の株主総会で退任するとともに、次期監査役会長に就任する方針を発表した。取締役会の若返りを図るとともに経営方針の継続性を保つ

日立建機―独に開発合弁―

日立建機は1日、欧州の代理店である独キーゼルの子会社KTEGキーゼルと合弁会社を設立することで合意したと発表した。欧州の市場動向に対応した電動化・応用開発製品の開発を行う。ドイツとポーランドの独禁当局の承認を経て年内に出

東芝プラントシステム―原発廃炉で独社と技術協力へ―

東芝プラントシステムは9月26日、原子炉解体で実績を持つ独シームペルカンプNISインジェニエールゲゼルシャフト(NIS)と技術協力の基本合意を締結したと発表した。日本国内の原子力発電所の廃炉作業で協業する。 今回の基本合

ティッセンクルップ―会社2分割へ、株主の批判受け―

独複合企業ティッセンクルップ(エッセン)は9月30日の監査役会で、同社を工業会社と素材会社へと分割する計画を承認した。幅広い分野の事業を抱える現在の企業体制に対する株主の批判を受けた措置。今後は分割計画の詳細をまとめ上げ

ベフェサ―電炉ダストのリサイクル施設を中国に建設―

金属スクラップ産業向けに環境サービスを提供する独ベフェサ(ラーティンゲン)は9月24日、中国の常州に電炉ダストのリサイクル施設を建設すると発表した。同国が環境保護を強化していることから、十分な量の需要を確保できると判断し

レモンディス―包装材リサイクルのDSDを買収―

独廃棄物処理市場の最大手レモンディス(リューネン)は9月27日、包装材のリサイクル(デュアルシステム)で独最大手のデュアレス・ジステーム・ドイチュラント(DSD)を投資会社などから完全買収することで合意したと発表した。法

SMAソーラー―市場悪化で業績見通し引き下げ―

太陽光パネルなどで生産される電力を直流から交流へと変換するソーラーインバーターの有力メーカーである独SMAソーラー(ニーステタール)は9月27日、2018年12月期の業績見通しを引き下げた。市場環境の急速な悪化を受けたも

BASF―石油・ガス事業の合弁化で最終合意―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は9月27日、ロシア系投資会社レターワンと石油・天然ガス事業を合弁化することで最終合意したと発表した。ポートフォリオの最適化やシナジー効果を通して安定的に利益を確保できる体

ノバルティス―スイスと英で2550人の人員削減へ―

スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)は9月25日、今後4年間にスイスと英国で計2,550人の従業員を削減すると発表した。人員削減は2015年に打ち出した経営戦略の一環で、大量生産からより専門的で、個別化された医療用医

エボニック―パーソナル製品と家庭用ケア製品事業を統合―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は9月26日、パーソナルケア製品と家庭用ケア製品事業を来年1月1日付で新設の「ケア・ソリューション」事業ユニットへと統合すると発表した。技術革新力を強化するほか、事業プロセスを効率化

カールシュタット―物流合弁設立へ―

独デパート大手カールシュタット(エッセン)は9月26日、独物流大手フィーゲと合弁会社フィーゲXログを設立すると発表した。新会社は2020年からカールシュタットの全物流業務を引き受けるほか、第三者企業向けにもサービスを提供

エアバス―3Dプリンターで初の部品量産へ―

欧州航空宇宙大手のエアバス・グループ(仏ツールーズ)は21日、航空機のドア部品を3Dプリンターで量産すると発表した。同社が3Dプリンターで部品を量産するのは初めて。工作機械を用いたこれまでの製法に比べて生産コストが低いう

シーメンス―イラクの電力インフラ受注に向け交渉―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)がイラクの電力インフラ再建に向けた受注活動を積極的に展開している。競合の米ゼネラル・エレクトリック(GE)も受注獲得を狙っていることから、ドイツ政府はシーメンスを後押し。23日にはシー

シーメンス―独の人員削減規模を縮小―

電機大手のシーメンス(ミュンヘン)は24日、火力発電(PG)と駆動装置(PD)の再編計画でドイツの従業員代表と合意したと発表した。閉鎖予定だったPG部門のゲルリッツ工場などを存続させることにしたため、同国の人員削減規模が

ポルシェ―ディーゼル車事業から撤退へ―

フォルクスワーゲン(VW)の超高級車子会社ポルシェ(シュツットガルト)は23日、ディーゼル車の製造・販売事業から撤退すると発表した。ディーゼル車からの撤退を決めた独メーカーは同社が初めて。VWグループのディーゼル車排ガス

ポルシェ―ヘッドアップディスプレーの新興企業に出資―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社ポルシェ(シュツットガルト)は18日、拡張現実機能を搭載したヘッドアップディスプレーの開発・製造を手がけるスイスの新興企業ウェイレイ(WayRay)に戦略出資すると発表した。ウェイ

ダイムラー―電気バスのプロテラに出資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は19日、商用車部門ダイムラー・トラック・アンド・バスが米国の電気バス開発・製造会社プロテラと戦略パートナーシップを締結したと発表した。プロテラとの協働を通して自社の大型商用車

BMW―ダイムラーとの移動サービス合弁、本社はベルリンに―

独高級車大手のBMWとダイムラーは20日、両社が設立予定の移動サービス合弁会社の本社をベルリンに設置する方針を明らかにした。ベルリンにはIT関連のスタートアップ企業が多く、創造的な環境が整っていることから白羽の矢を立てた

ダイムラー―工場内ライドシェアでBASFと協業―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は20日、バン部門のメルセデスベンツ・バンが化学大手のBASFとオンデマンド・ライドシェアの分野で協業すると発表した。BASFのルートヴィヒスハーフェン本社工場で移動手段として

BMW―売上・利益見通し引き下げ―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は25日、2018年12月期の業績見通しを引き下げた。欧州連合(EU)の排ガス検査方式変更に伴う市場競争の一時的な激化や、通商摩擦を受けたもの。競合ダイムラーも同様の理由ですでに18年1

ハイマー―米同業ソアーに身売り―

キャンピングカー大手の独ハイマー(バート・ヴァルトゼー)は18日、米同業ソアーが同社を完全買収することで合意したと発表した。取引金額は債務の引き受けも含めて21億ユーロ。独禁当局の審査を経て売却手続きが年内に完了すると見

セコノミー―メトロ株9%を売却へ―

家電量販大手の独セコノミー(デュッセルドルフ)は20日、独流通大手メトロの保有株およそ9%をチェコとスロバキアの投資家が新設した投資会社EPグローバル・コマース(EPGC)に売却することで合意したと発表した。セコノミーは

ベーリンガー―がんウイルス療法の墺社を買収―

製薬大手の独ベーリンガー・インゲルハイムは13日、ウイルスを用いたがん治療法の開発会社である墺ヴィラ・セラピューティクス(ViraTherapeutics)を完全買収したと発表した。ウイルスベースのがん免疫治療の開発力を

メトロ―小売部門売却へ、卸分野に経営資源を集中―

流通大手の独メトロ(デュッセルドルフ)は13日、業績の足かせとなってきた小売部門レアル(郊外型大型店)の売却方針を発表した。レアルの業績改善にメドをつけたためで、今後は経営資源を会員制卸売事業(キャッシュ・アンド・キャリ

アリアンツ―生保資金の株式運用などを拡大―

保険大手アリアンツの独法人は12日、生保顧客の資金運用で株式投資と非伝統的な資産を対象とするオルターナティブ投資を拡大する方針を明らかにした。これまで主流だった国債などの債券は低金利で運用が厳しくなっていることから、比重

ドイツ銀行―英から独に資産移管―

ドイツ銀行が英ロンドンの支店で管理する資産の大部分を独フランクフルトの本社に移管する。英『フィナンシャル・タイムズ(FT)』紙が17日報じ、同行が追認したもので、広報担当者は欧州中央銀行(ECB)の要求に基づく措置だと説

トレイトン―IPOに向け欧州会社化―

独フォルクスワーゲン(VW)の商用車部門トレイトン・グループが世界最大手メーカーへの浮上に向けた布石を相次いで打ち出している。17日には同社の欧州会社化と日野自動車との協業・合弁合意を発表。18日には中国重型汽車集団(C

フォルクスワーゲン―EVプラットホーム「MEB」を公開―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は17日、電気自動車(EV)向けに開発したプラットホーム「MEB」をドレスデン工場で初公開した。同社はMEBを手頃な価格のEVを実現するためのカギと位置づけており

フォルクスワーゲン―天津に新工場開設―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は14日、中国合弁の一汽大衆(FAW VW)が天津の完成車工場を8月末に開所したと発表した。一汽大衆が今年、同国に開設した工場はこれで4カ所目。需要の拡大が見込ま

ダイムラー―VWの中古車ポータルに出資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は13日、競合フォルクスワーゲン(VW)グループの中古車仲介サイト「ヘイカー(HeyCar)」に20%出資すると発表した。中古車を仲介サイトで購入するとともに関連の金融サービス

BMW―ブレグジット直後に英工場の操業を一時停止―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)直後に英工場の操業を一時停止する。英ニュース専門局スカイ・ニュースが報じ、同社が追認したもので、広報担当者は英国が通商協定を結ばずにEUを離脱

クノールブレムゼ―第4四半期にIPOへ―

ブレーキ大手の独クノールブレムゼ(ミュンヘン)は17日、新規株式公開(IPO)計画を発表した。オーナー一族のティーレ家が間接的に保有する「有意義な規模の非支配株主持分」を売り出す。新株を発行しないことから、公開益は同社に

ティッセンクルップ―産業ソリューション部門を再編―

独複合企業ティッセンクルップ(エッセン)は14日、業績不振の産業ソリューション部門を10月1日付で再編すると発表した。同部門を統括する子会社ティッセンクルップ・インダストリアル・ソリューションズから軍用船事業を分離してテ

ティッセン―ハンガリーで石化施設受注―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)は12日、ハンガリー石油・ガス最大手MOLから石油化学工場の建設工事を受注したと発表した。受注額は12億ユーロ。新工場では年間20万トンのポリエーテルポリオール(ポリウレタ

ヘンケル―接着剤のR&D拠点をデュッセルドルフに建設―

化学大手の独ヘンケルは12日、本社所在地デュッセルドルフで接着剤部門のグローバル技術革新センターの定礎式を行った。これまで市内各地の拠点に分散していた研究・開発(R&D)要員を一カ所に集約。また、新開発の接着剤

ドイツ鉄道―ライドシェアのGHTを買収―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は5日、ライドシェアリングの新興企業であるGHTモビリティの過半数資本を取得し傘下に収めると発表した。鉄道を補完するモビリティサービスを提供し、乗客がドアツードアで移動サービスを受けられるよう

バイエル―売上・営業益予測引き上げ―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は5日の決算発表で、2018年12月期の業績見通しを引き上げた。米農業化学大手モンサントを6月7日付で買収したことを受けたもので、売上成長率を従来予測の「1ケタ台前半~半ば」か

ノバルティス―米後発薬事業を一部売却―

スイス製薬大手のノバルティス(バーゼル)は6日、後発医薬品(ジェネリック薬)部門のサンドが米国事業の一部をインド後発薬大手オーロビンド・ファーマに売却すると発表した。経営資源を収益力の高い事業に集中する戦略に沿ったもので

シグナ―独2大デパート合併でHBCと合意―

オーストリアの投資会社シグナとカナダの小売大手ハドソンズ・ベイ・カンパニー(HBC)は11日、両社の独デパート子会社などを合併することで合意したと発表した。デパート業界はネット通販の拡大に押され厳しい状況に置かれているこ

ドイツ銀行―中国HNAが資本撤退か―

ドイツ銀行の筆頭株主である中国の複合企業・海航集団(HNAグループ)が同行から全面的に資本を引き上げるとの観測が浮上している。『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙が報じたもので、両社は報道内容へのコメントを控えているも

トヨタ自動車―WLTP対応を第2四半期中に完了―

トヨタ自動車は6日、欧州連合(EU)域内で1日以降に新車登録する乗用車に義務づけられる新しい排ガス検査を同社のすべてのモデルで完了したと発表した。第2四半期中に完了しており、顧客への新車引き渡しに支障は出ていない。競合フ

ダイムラー―乗用車販売3カ月連続で減少―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が10日発表した高級乗用車ブランド「メルセデスベンツ」の8月の販売台数は15万5,918台となり、前年同月を8.5%下回った。販売減は3カ月連続。モデルチェンジのほか、一部市場

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