企業情報

BMW―4-6月減益に、開発費の拡大など響く―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が2日発表した2018年4-6月期(第2四半期)決算の営業利益(EBIT)は前年同期比6.3%減の27億4,600万ユーロへと落ち込んだ。為替差損や原料費上昇のほか、自動運転や電動車分野 […]

コンチネンタル―4-6月営業減益に―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)が2日発表した2018年4-6月期(第2四半期)決算の営業利益(EBIT、調整済み)は前年同期比4.7%減の22億2,020万ユーロへと落ち込んだ。車両の電動・デジタル化に向

シェフラー―合弁設立で自動運転分野の技術獲得へ―

ベアリング大手の独シェフラー(ヘアツォーゲンアウラハ)は6日、ドライブ・バイ・ワイヤー技術の有力企業である独パラバン(Paravan)と合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。自動運転に関連する分野で技術を獲得す

ダイムラー―中国でスマートEV生産か―

高級車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が超小型車ブランド「スマート」の電気自動車(EV)モデルを中国で合弁生産する方向で交渉しているもようだ。ブルームバーグ通信が消息筋の情報として報じたもので、現地提携先である北京

ダイムラー―イラン事業凍結、米制裁の再開受け―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)がイラン事業を凍結した。米国のイラン制裁再開を踏まえた措置。制裁を無視して同国事業を継続すると同社も制裁を受ける懸念があることから、凍結を余儀なくされた格好だ。ダイムラーは「政

ヴィンタースハル―イランから撤退―

独化学大手BASFの石油・天然ガス子会社ヴィンタースハル(カッセル)は2日、イラン国有石油会社(NIOC)との共同投資計画を凍結すると発表した。米トランプ政権がイラン制裁の再開方針を打ち出していることを受けた措置。テヘラ

シューラー―伊同業を買収―

プレス機械大手の独シューラー(ゲッピンゲン)は1日、プレスライン製造の伊ファリーナ・プレッセ(Farina Presse)を買収すると発表した。製品の幅を拡充する考え。買収金額は明らかにしていない。 ファリーナは北イタリ

DMG Mor―業績予測引き上げ―

DMG森精機の独子会社DMG Mori(ビーレフェルト)は7月26日の決算発表で2018年12月期の業績予測を引き上げた。上半期の業績が好調だったためで、売上高を従来予測の約24億5,000万ユーロから約25億5,000

BASF―4-6月期増益に、石油・ガスがけん引―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が7月27日発表した2018年4-6月期(第2四半期)決算の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は前年同期比5%増の23億5,600万ユーロへと拡大した。石油・天然ガス部門

コベストロ―利益見通し引き上げ―

化学大手の独コベストロ(レバークーゼン)は7月26日の決算発表で2018年12月期の営業利益(EBITDA)見通しを上方修正した。上半期の業績が好調だったためで、17年12月期実績(34億3,500万ユーロ)と同水準とし

コンチネンタル―開発提携通した全固体電池参入を模索―

自動車部品大手コンチネンタル(ハノーバー)のエルマー・デーゲンハルト社長は同社が検討している電動車向け電池事業への参入構想を経済紙『ハンデルスブラット』のインタビューで明らかにした。開発提携先を適切なタイミングで見つけら

ダイムラー―電池生産施設を2増8カ所へ―

自動車大手のダイムラーは7月25日、乗用車部門メルセデスベンツ・カーズが電池生産施設を新たに2カ所、建設すると発表した。電動車の今後の販売拡大に備えた措置で、同社は欧州、アジア、北米の3大陸に計8カ所の電池生産施設を持つ

テスラ―独にEV・電池工場建設も―

電気自動車(EV)の米テスラが完成車と車載電池をともに生産する工場を、ドイツに建設することを検討している。米『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙が報じたもので、西南ドイツのラインラント・ファルツ、ザールラント両州の関係

ダイムラー―自動運転分野などで百度との提携深化―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は7月25日、中国の検索エンジン大手・百度(バイドゥ)との戦略提携関係を深化させることで基本合意したと発表した。百度を中心とする自動運転の開発連合「アポロ」の枠内で共同プロジェ

コンチネンタル―AI分野でカリフォルニア大と提携―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は7月30日、人工知能(AI)の研究開発で米カリフォルニア大学のAI研究グループ「バークレー・ディープドライブ(BDD)」と提携合意したと発表した。同社が世界的に展開する自動

ダイムラー―持ち株会社に―

高級車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は7月26日、同社を持ち株会社化することを取締役会と監査役会で決議したと発表した。すべての事業部門を法的に自立した3つの子会社へと再編。各子会社の経営の自由度を高めることで、市

BMW―ハンガリーに完成車工場―

自動車大手の独BMW(ミュンヘン)は7月31日、ハンガリー東部のデブレツェン近郊に工場を新設すると発表した。欧州生産の強化が狙い。約10億ユーロを投じ、最大15万台の年産能力を整備する。1,000人を超える雇用創出を見込

BMW―中国販売価格を引き上げ―

自動車大手の独BMW(ミュンヘン)は7月30日、一部車両の中国販売価格を引き上げた。中国政府が米国の保護主義政策への対抗策として米国製自動車の輸入関税率を引き上げたことから、同社は米工場から中国に輸出するSUVの値上げへ

ZF―上期は営業減益に、開発費増など響く―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンが7月30日発表した2018年6月中間期暫定決算の営業利益(EBIT、調整済み)は10億5,500万ユーロとなり、前年同期比で12.2%減少した。研究開発費と調達費の増加や、

帝人フロンティア―独不織布メーカー買収―

帝人フロンティアは7月30日、ドイツの不織布メーカーJ.H.チーグラー(Ziegler)を完全買収すると発表した。欧州で自動車向け内装材の生産・販売拠点を獲得し、車内装事業のグローバル展開を加速する。買収金額は約1億2,

日本ピストンリング―独子会社に大同メタルが出資―

日本ピストンリングは7月27日、完全傘下の独販売子会社NPRオブ・ヨーロッパ(NOE)に大同メタル工業が30%出資することで合意したと発表した。NOEではこれまで大同メタル製品を欧州の自動車、自動車エンジンメーカーに販売

モルフォシス―新薬の開発・販売権をノバルティスに供与―

医薬品開発の独モルフォシス(プラネッグ)は19日、ベルギー同業ガラパゴスと共同開発してきた神経皮膚炎治療薬「MOR106」の開発、販売ライセンスをスイス製薬大手ノバルティスに供与すると発表した。これを受けて同社は2018

ベーリンガー―仏に動物ワクチン工場建設へ―

製薬大手の独ベーリンガー・インゲルハイムは18日、フランスに動物ワクチン工場を建設すると発表した。世界的に需要が拡大する口蹄疫と青舌病向けワクチンを生産する。 「ワクチン・バレー」として有名な仏南東部のローヌ・アルプ地域

SAP―18年予測引き上げ、クラウド好調で―

ソフトウエア大手の独SAP(ヴァルドルフ)は19日の決算発表で、2018年12月期の業績見通しを引き上げた。クラウド事業が好調なためで、売上高(為替変動調整ベース)の予想レンジを従来の「248億~253億ユーロ」から「2

コメルツ銀行―一帯一路支援で中国最大手銀と合意―

独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)は19日、中国政府が提唱する広域経済圏構想「一帯一路(BRI)」の支援に向けて中国最大手銀の中国工商銀行(ICBC)と枠組み契約を締結したと発表した。総額50億ドル規模のBRI関連

オペル―黒字転換、営業利益率5%に―

仏自動車大手PSAの独英子会社オペル・ボクソール(OV、独リュッセルスハイム)が1-6月期(上半期)に営業黒字を計上したことが、PSAの24日付決算発表で分かった。OVは昨年8月、PSAが米ゼネラル・モーターズ(GM)か

コンチネンタル―リトアニアに電子部品工場建設―

自動車部品大手の独コンチネンタルは20日、同社初のリトアニア工場の建設を開始した。今後5年間で9,500万ユーロを投資し、需要が拡大する電子部品の生産拠点として整備する。新規雇用は約1,000人。2019年下期の稼働開始

グラマー―筆頭株主がTOB成立条件引き下げ―

自動車シート大手の独グラマー(アムベルク)は18日、筆頭株主である中国の車両内装部品メーカー寧波継峰汽車零部件が同社を対象に実施している株式公開買い付け(TOB)の条件を変更したと発表した。TOBの成立に必要な持ち株比率

トルンプ―売上15%増に―

工作機械大手の独トルンプ(ディッチンゲン)が20日発表した2017年6月通期の暫定売上高は36億ユーロとなり、前期比で約15%増加した。世界の景気が好調で水準が押し上げられた格好。ただ、先行き見通しには陰りが出ており、ニ

ABB―ロボットメーカー買収―

スイス電機大手のABB(チューリヒ)は24日、ベルギーの産業ロボットメーカー、イントリオン(Intrion)を買収すると発表した。当該事業を強化する狙い。下半期中の買収手続き完了を見込む。買収金額は明らかにしていない。

シーメンス―エジプトで受注の発電所が完成―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は24日、エジプト政府から受注した熱電併給型ガス発電所3カ所が稼働を開始した発表した。発電容量は計14.4ギガワット(GW)で、4,000万人分の需要に相当する。完成までの期間は27.

BASF―3Dプリントのマテリアライズに出資―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は19日、3Dプリンター用ソフトの有力企業であるベルギーのマテリアライズに2,500万ドルを出資すると発表した。両社の協力関係を強化して3Dプリントソフトと材料の開発・商品

ノバルティス―米国での値上げ見送り―

スイス製薬大手ノバルティス(バーゼル)のヴァサント・ナラシンハン社長は18日の決算発表で、米国市場での今年の値上げ計画を自主的に撤回したことを明らかにした。米トランプ政権が製薬会社の値上げを強く批判していることを受けた措

シーメンス―ガスタービン開発で中国企業を支援―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は9日、中国の国有電力会社、国家電力投資集団公司(SPIC)と技術協業の覚書に調印した。SPICの大型ガスタービン研究・開発などを支援する。大型ガスタービンの世界需要が大幅に縮小してい

ティッセンクルップ―監査役会長も辞任へ―

独複合企業ティッセンクルップ(エッセン)は16日、ウルリヒ・レーナー監査役会長が辞意を表明したことを明らかにした。今月末で辞任する。同社ではハインリッヒ・ヒージンガー社長が今後の経営方針をめぐる対立を受けて今月上旬に辞任

メッサー―リンデの北米事業など取得―

工業ガス製造の独メッサー(バート・ゾーデン)は16日、投資会社CVCキャピタル・パートナーズと共同で独競合リンデから北米事業の大半と南米事業の一部を買収すると発表した。リンデは米同業プラクスエアと合併する計画。事業を部分

ランクセス―米国に5億ユーロ投資へ―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は今後4年間で米国に計5億ユーロ強を投資する計画だ。マティアス・ツァッヒェルト社長が経済紙『ハンデルスブラット』に明らかにした。米国を震源とする通商摩擦がエスカレートする懸念があるものの、

エボニック―利益見通し引き上げ―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は17日、2018年12月期の利益見通しを上方修正した。第2四半期の業績が好調だったためで、営業利益(EBITDA、調整済み)を従来予測の「24億~26億ユーロ」から「26億~26億

ドイツ銀行―4-6月期利益は市場予想の2倍以上に―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)は16日、2018年4-6月期(第2四半期)決算の税引き後損益が約4億ユーロの黒字となり、アナリスト予想平均(1億5,900万ユーロ)のおよそ2.5倍に達する見通しを明らかにした。

BMW―中国合弁の過半数資本獲得へ―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が中国合弁BMWブリリアンス・オートモーティブ(BBA)の過半数資本を獲得する方向で交渉していることが分かった。中国国務院(中国政府)のホームページで明らかにされたもので、出資比率を最低

フォルクスワーゲン―上期販売550万台突破―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が17日発表した1-6月期(上半期)のグループ販売台数は前年同期比7.1%増の551万9,000台となり、過去最高を更新した。すべての主要地域で増加。南米(13.

フォルクスワーゲン―新小型SUVをスペイン工場で生産―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は12日、VWブランドの新小型SUV「Tクロス」をスペイン北西部のナバラ州にある工場で生産すると発表した。これに伴い同工場の生産能力を従来の24万4,000台から

ボッシュ―ブダペスト開発センターを拡張―

独自動車部品大手のボッシュ(シュツットガルト)は10日、ブダペストの拠点の拡張工事を開始した。電動車と自動運転車の開発強化が目的で、研究棟を拡張するとともに走行試験場を整備する。投資額は約1億2,000万ユーロで、202

SGL―電池用負極材の生産能力拡大―

炭素製品大手の独SGL(ヴィースバーデン)は11日、リチウムイオン電池向け人造黒鉛負極材の生産能力を大幅に引き上げていることを明らかにした。電動車向けリチウムイオン電池の需要が急速に拡大していることに対応する狙い。生産能

三菱重工業―輸送冷凍機の販売合弁を独に設立―

三菱重工は11日、子会社三菱重工サーマルシステムズがドイツの空調・冷凍機器販売会社ハイフォと輸送冷凍機の合弁販売会社を設立すると発表した。欧州での機動的な営業力と技術提案・保守面の支援機能を強化し、販売拡大につなげる狙い

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