企業情報

ゾンネン―EV向け電力商品を発売へ―

一般世帯のソーラー発電を利用した仮想発電所を運営する独ゾンネン(ヴィルトポルツリート)が電気自動車(EV)などの電動車を対象に電力を販売する計画だ。電動車の普及率が今後高まると、電力の需要に供給が追い付かず広域停電(ブラ […]

イノジー―豪ソーラー発電市場に参入―

独再生可能エネルギー大手のイノジー(エッセン)は14日、オーストラリアの太陽光発電プロジェクト2件を現地のプロジェクト開発会社オーバーランド・サン・ファーミングから譲り受けることで合意したと発表した。ソーラー発電事業を強

シーメンス・ガメサ―コスト20億ユーロ削減へ―

電機大手シーメンスの風力発電タービン子会社シーメンス・ガメサ(サムディオ)は15日、2020年までにコストを20億ユーロ圧縮する計画を発表した。業界の厳しい環境を背景に利益が圧迫されているためで、調達、製造事業、製品の種

ミシュラン―自動車修理のATUに20%出資―

タイヤ大手の仏ミシュラン(クレルモン・フェラン)は12日、欧州最大の独立系自動車整備チェーンである仏モビヴィア・グループから独子会社ATUアウトタイレウンガーの資本20%を6,000万ユーロで譲り受けたと発表した。出資の

コベストロ―利益記録更新、ポリウレタン部門好調―

化学大手の独コベストロ(レバークーゼン)が20日発表した2017年12月期決算の営業利益(EBITDA、調整済み)は前期比70.6%増の34億3,500万ユーロとなり、前期に引き続き過去最高を更新した。主力のポリウレタン

三井化学アグロ―バイエルとライセンス契約―

三井化学アグロは15日、新規殺菌剤「キノフメリン」のグローバル開発・マーケティングに向けて独農業化学大手のバイエル・クロップサイエンスとライセンス契約を締結したと発表した。バイエルと提携することでキノフメリンの海外事業の

アウルビス―圧延製品事業を売却へ―

欧州精銅最大手の独アウルビス(ハンブルク)は12日、圧延製品(FRP)部門を同業の独ヴィーラントヴェルケに売却する取引の条件で両社が合意したと発表した。帯板事業から撤退しマルチ金属事業者へと脱皮する戦略に基づく措置で、ヴ

EnBW―台湾に洋上風力発電パーク建設へ―

エネルギー大手の独EnBW(カールスルーエ)は12日、台湾に風力発電パークを建設することで、豪金融サービス大手マッコーリー・キャピタル、台湾の複合材メーカーである上緯企業の再生可能エネルギー子会社・上緯新能源(Swanc

フォータム―独ユニパーへのTOBで47%強確保―

フィンランドのエネルギー大手フォータム(エスポー)は7日、独同業ユニパーを対象に実施した株式公開買い付け(TOB)で同株47.12%を確保したと発表した。過半数には届かなかったものの、株主総会では50%以上の決議権を行使

プーマ―純利益2倍以上に―

スポーツ用品大手の独プーマ(ヘアツォーゲンアウラハ)が12日発表した2017年12月期決算の純利益は前期比117.7%増の1億3,580万ユーロと大幅に伸びた。ブランド戦略の方向転換が奏功した格好で、営業利益(EBIT)

コメルツ銀行―17年純利益44%減に―

独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)が8日発表した2017年12月期決算の純利益は1億5,600万ユーロとなり、前期の2億7,900万ユーロから43.9%減少した。従業員7,000人強の削減に伴い4-6月期(第2四半

ミュンヘン再保険―収益力向上に向け人員削減へ―

保険大手の独ミュンヘン再保険が再保険部門で人員削減を実施する。収益力が低下しているためで、組織のスリム化、事業の効率化を通して業績を改善するとともに、デジタル化の投資資金をねん出する。社内ネットに掲載されたヨアヒム・ヴェ

スイス再保険―ソフトバンクが出資交渉―

スイス再保険大手(チューリヒ)は7日、ソフトバンクグループからの出資受け入れについて交渉を行っていることを明らかにした。欧米メディアによると、ソフトバンクは同社の発行済み株式の最大3分の1を取得する方向で協議を進めており

BMW―電動車用コバルトなどを安定確保―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が電動車用電池の主要原料であるコバルトとリチウムを安定的に確保できる見通しだ。調達担当のマルクス・デュースマン取締役が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、今後10年

ポルシェ―Eモビリティ投資を60億ユーロに倍増―

フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車大手ポルシェ(シュツットガルト)は5日、エレクトロモビリティ分野の2022年までの投資額を従来計画の倍の60億ユーロに拡大すると発表した。約30億ユーロを生産設備などの有形資産、30

アウディ―電動スポーツ車をポルシェと共同開発―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社であるアウディとポルシェが電動スポーツ車のアーキテクチャー開発で協業する。コスト削減が狙い。アウディのルーペルト・シュタートラー社長とポルシェのオリファー・ブルーメ社長が『シュツッ

フォード―独で銀行免許申請か―

自動車大手の米フォードがドイツ金融監督庁に銀行免許を申請しているもようだ。英国が欧州連合(EU)から離脱すると、これまで英金融子会社フォード・クレジット・ヨーロッパを通して展開してきたEU事業に支障が出るためで、昨年夏に

ZF―フォークリフト分野で中国に合弁―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは8日、中国フォークリフト最大手の安徽合力(Anhui Heli)と共同で同国に合弁会社を設立することで合意したと発表した。中国のフォークリフト市場は世界最大であるうえ、急成

日本バイリーン―自動車用フロアマットの独社買収―

日本バイリーンは7日、自動車用フロアマット製造の独ハンス・グラス(Hanns Glass)を買収することで合意したと発表した。当該事業のグローバル展開を拡大することが狙い。買収金額は公表していない。独カルテル当局の承認を

フジテック―独販売子会社売却―

フジテックは8日、昇降機設備の販売、据付、保守を手がける独子会社フジテック・ドイチュラントを独同業フェストナー・アウフチューゲ(Vestner Aufzuege)に完全売却すると発表した。欧州におけるグループ構造改革の一

バイエル―モンサント買収で競争上の追加是正策提示―

独製薬・化学大手のバイエル(レバークーゼン)は5日、米農業化学大手モンサントを買収する計画について、欧州連合(EU)の欧州委員会に新たな競争上の是正策を提示したことを明らかにした。これを受けて欧州委は買収審査の期限を4月

ヴァルシュタイナー―従業員6分の1を削減へ―

独ビール大手ヴァルシュタイナーは1日の従業員集会で、人員整理方針を明らかにした。販売減を受けた措置で、全従業員(1,500人)の6分の1に当たる最大240人を整理する。整理解雇は可能な限り回避するものの、避けられない場合

SBIホールディングス―スイスのインシュアテックに出資―

SBIホールディングスは1日、ベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行う完全子会社SBIインベストメントが自社運営の「FinTechファンド」を通じて、スイスのインシュアテック(ITを駆使した保険分野のサービス)事業

ワン―自社商品の販売開始―

ネット保険分野のスタートアップ企業である独ワン(One、ベルリン)は1日、同社初の保険商品の販売を開始した。事業免許を1月中旬に独金融監督庁(BaFin)から取得しており、オットノバ(Ottonova)、エレメント(El

アリアンツ―スリランカで損保買収―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は2日、スリランカ同業のジャナシャクティ・インシュアランス(JINS)から損保子会社ジャナシャクティ・ゼネラル・インシュアランス(JGIL)を完全買収することで合意したと発表した。同社

ドイツ銀行―3期ぶりに税引き前黒字確保―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)が2日発表した2017年12月期の税引き前損益は12億8,900万ユーロの黒字となり、前期の赤字(8億1,000万ユーロ)から改善した。黒字計上は3期ぶり。これまで業績を圧迫してき

アルディ・ノルト―店舗併設マンション建設へ―

ドイツ北部でディスカウントスーパーを展開するアルディ・ノルト(エッセン)は1月31日、店舗併設型のマンションをベルリンに建設する計画を発表した。同市では人口が急増し家賃が手頃な賃貸住宅の大幅な需要増が見込まれることから、

ダイムラー―中国・吉利汽車が株式取得か―

中国の自動車大手、吉利汽車が高級車大手の独ダイムラーに出資するとの観測が浮上している。中国金融情報ポータルJRJCが報じたもので、同株3~5%を取得するという。両社は報道内容へのコメントを控えているものの、否定もしていな

ダイムラー―17年通期で売上・利益記録更新―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が1日発表した2017年12月期決算の営業利益(EBIT)は前期比14%増の146億8,200万ユーロとなり、過去最高を記録した。販売が好調で、販売台数と売上高がともに過去最高

コンチネンタル―深層学習開発センターを東欧に開設―

自動車部品大手の独コンチネンタルは1月30日、ハンガリーのブダペストに深層学習(ディープラーニング)の開発センターを開設すると発表した。運転支援・自動運転システム開発事業の一環で、今年5月から100人体制で業務を開始する

BASF―中国の電池正極材メーカーにライセンス供与―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は1月31日、リチウムイオン電池向け三元系正極材(NCM)の二次ライセンスを中国の電池正極材メーカー湖南瑞翔新材料股份有限公司(Hunan Reshine New Mate

シーメンス―持ち株売却と米税制改革で純利益拡大―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が1月31日発表した2017年10-12月期(第1四半期)決算の純利益は前年同期比12%増の21億8,900万ユーロへと拡大した。旧子会社である照明大手オスラムの保有株(17.34%)

インフィニオン―業績見通し引き下げ、ドル安で―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は1月31日の決算発表で、2018年9月通期の業績見通しを引き下げた。米ドル安を踏まえたもので、売上成長率を従来予測の7~11%から約3~7%へと下方修正。売上高営業利益率(特別

ティッセンクルップ―タタとの鉄鋼合弁を労組が承認―

独複合企業ティッセンクルップと印同業タタ製鉄が欧州鉄鋼事業を合弁化する計画が大きく前進した。同計画の発表を受けてティッセンクルップと金属労組IGメタルが昨年末に締結した新労使協定を組合員が92.2%の賛成で承認したためだ

スカニア―トラック用電池セルの開発・商業化で協業―

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のスウェーデン商用車子会社スカニア(セーデルテリエ)は25日、スウェーデンの新興企業ノースボルトと共同で大型トラック用電池セルの共同開発、商業化で合意したと発表した。電動トラックに適

オペル―新コルサ向け投資を凍結、労使紛争で―

仏自動車大手PSAの独子会社オペル(リュッセルスハイム)は25日、小型車「コルサ」の新モデル生産に向けて進めてきたスペイン北部のフィグエルエラス工場への投資を即時凍結することを明らかにした。コスト削減に向けて進めてきた労

ボッシュ―売上記録更新―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)が30日発表した2017年12月期暫定決算の売上高は前期比6.7%増の約780億ユーロとなり、過去最高を更新した。営業利益(EBIT)も23.3%増の約53億ユーロと好調で、

シーメンス―IoT用OSのユーザー団体を18社と共同設立―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は24日、同社が開発・運用するクラウドベースの産業用IoTオペレーティングシステム(OS)「マインドスフィア」のユーザー団体「マインドスフィア・ワールド」をパートナー企業18社と共同で

SAP―顧客管理ソフト会社を買収、クラウド事業強化へ―

企業向けソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)は30日、顧客関係管理(CRM)ソフトの米カリダス・ソフトウエアを買収することで合意したと発表した。SAPはクラウド事業の強化に取り組んでおり、昨年9月にも消費者ID管理・アク

SAP―仏に20億ユーロ投資、スタートアップ支援拠点開設も―

業務用ソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)は22日、フランス事業の強化方針を発表した。同国がデジタル分野の技術革新で重要性を増しているためで、今後5年間で最大20億ユーロを投資。スタートアップ企業の支援拠点も開設する。マ

クラリアント―SABICが筆頭株主に、買収観測も―

スイス特殊化学大手のクラリアント(ムッテンツ)は25日、サウジアラビア基礎産業公社(SABIC)が同社株24.99%を取得し筆頭株主になったことを明らかにした。SABICは「クラリアントを完全買収する計画は現時点でない」

サノフィ―ベルギーのアブリンクスを買収―

仏製薬大手サノフィ(パリ)は29日、ベルギーのバイオ医薬品企業アブリンクスを39億ユーロで買収することで合意したと発表した。患者が少ない希少疾病用治療薬部門の強化が狙い。アブリンクスにはデンマーク製薬大手ノボ・ノルディス

BMW―カーシェア合弁ドライブナウを完全傘下に―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は29日、レンタカー大手ジクストからカーシェア合弁ドライブナウの資本50%を譲り受け完全子会社化すると発表した。BMWは競合ダイムラーとカーシェア事業を統合する計画のようで、メディア報道

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