企業情報

ポルシェ―メディア大手と合弁、スタートアップ支援へ―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社ポルシェ(シュツットガルト)は20日、独メディア大手アクセル・シュプリンガーと共同でスタートアップ企業支援の合弁会社を設立することで合意したと発表した。デジタル分野で画期的なアイデ […]

コンチネンタル―中国でターボチャージャーの生産開始―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は20日、上海市嘉定区の工場内にターボチャージャーの生産施設を開設したと発表した。同社が欧州域外にターボチャージャー工場を設置するのは初めて。来年にはメキシコにも開設し、世界

シーメンス―火力発電・駆動装置分野で7000人削減―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は16日、火力発電(PG)と駆動装置(PD)の2部門で人員削減を実施すると発表した。市場が低迷し回復の見通しも立たないためで、世界全体で約6,900人を整理。そのうち半分をドイツで実施

ノルデックス―売上予測引き下げ―

風力発電設備大手の独ノルデックス(ハンブルク)は14日の決算発表で、2017年12月期の売上高予測を下方修正した。業界を取り巻く環境が悪化し業績が低迷しているためで、従来予測の31億~33億ユーロから31億ユーロ未満へと

バイエル―がん治療薬の開発・販売で米社と協業―

製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は14日、がん治療薬の開発・販売で米バイオ企業ロクソ・オンコロジーと協業合意したと発表した。特定部位のがんではなく、特定の遺伝子異常を対象とした新しいタイプのがん治療薬の上市を目指す

エーザイ―抗てんかん剤の独販売を再開―

エーザイは17日、抗てんかん剤「フィコンパ」のドイツ販売を再開すると発表した。公的健康保険組合の中央団体との薬価交渉で合意が成立したためで、12月1日から再上市する。 ドイツでは医療費抑制を目的とする新規特許薬の価格取り

ランクセス―北米添加剤事業強化、ソルベイからの買収で―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は15日、ベルギー同業のソルベイから米国のリン添加剤事業を買収することで合意したと発表した。成長市場の北米で添加剤事業を強化する狙い。買収金額は明らかにしていない。独禁審査を経て買収手続き

ハブ&ビー―欧州市場開拓に本腰―

スキンケアブランド「ドクタージャルト」で有名な韓国の化粧品メーカー、ハブ&ビーが欧州市場の開拓を本格化する。創業者のリー・ジンウック氏が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにした。 ハブ&ビーは2004年の創業。

ネスレ―乳幼児向け栄養食品事業を再編―

食品・飲料世界最大手のネスレ(スイス、ヴェヴェイ)は15日、乳幼児向け栄養食品事業を再編すると発表した。大きな収益源である同事業のさらなる成長を促進するため、一括運営から3地域体制に転換し、各地域が現地の需要にきめ細かく

アリアンツ―中国で不動産ファンド立ち上げ―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が中国のショッピングセンターを投資対象とする不動産ファンドを立ち上げる。同国ではネット通販市場が拡大しているものの、高級ショッピングセンターはこれに対抗して成長していくと判断したためで

フォルクスワーゲン―EVや自動運転の開発に巨額投資―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は17日、2018年から22年までの5年間に電気自動車(EV)/ハイブリッド車(HV)、自動運転、新規モビリティサービス、デジタル技術の開発にグループ全体で総額3

フォルクスワーゲン―グループ販売好調、10月は8.2%増に―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が16日発表した10月のグループ販売台数は前年同月比8.2%増の94万800台と大きく伸びた。すべての主要ブランドで増加。地域別では南米が大幅に拡大した。 南米の

ダイムラー―イスラエルにR&D拠点開設―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は17日、イスラエルのテルアビブに研究開発(R&D)拠点「メルセデスベンツ・リサーチ・アンド・デベロップメント・センター(MBRDテルアビブ)」を開設したと発表した。

オペル―PSAとのシナジー、今後3年で11億ユーロに―

仏自動車大手PSAの子会社となった独オペルは9日、業績改善計画「PACE」を発表した。PSAとのシナジー効果などを通してコストを大幅に削減し、安定的に利益を稼ぎ出せる体制を構築することが狙いで、可能な限り早く黒字転換を実

BMW―7-9月期減益に、開発費など響く―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が7日発表した7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBIT)は23億400万ユーロとなり、前年同期を3.2%下回った。自動車部門の技術開発コストと特許・サプライヤー絡みの係争が響いた

シーメンス―製造業のIoT化が追い風に―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が9日発表した2017年9月通期決算の産業分野の利益(買収などの企業結合に伴い取得した無形資産の償却費用を計上する前のEBITに財務収益を加えた利益)は94億5,300万ユーロとなり、

インフィニオン―車・IoT追い風に、営業益23%拡大―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)が14日発表した2017年9月期暫定決算の営業利益(特別要因を除く)は前期比23%増の12億800万ユーロへと大きく拡大した。自動車の電動化やアシスト化、製造業のIoT化が追い風

SCREENホールディングス―欧州販売契約を独社と締結―

SCREENホールディングスは9日、科学機器・部品の販売代理店である独LOTクワンタムデザイン(LOT-QuantumDesign)との間で欧州での販売パートナー契約を締結したと発表した。創薬研究・細胞品質管理をサポート

旭化成―低炭素社会実現へ、欧州プロジェクトに参画―

旭化成は14日、低炭素社会の実現に向けた欧州の実証プロジェクトに参画すると発表した。再生可能エネルギー電力を用いて水素を低コスト・高効率に製造するアルカリ水電解システムを、独デュッセルドルフにある欧州統括会社、旭化成ヨー

アシックス―素材・化学物質の管理強化へ―

アシックスは13日、スイスのブルーサイン・テクノロジーズとシステムパートナー契約を締結したと発表した。製品に使用する素材と化学物質の管理をこれまで以上に強化する狙い。日本のブランドで同社のシステムパートナーとなるのはアシ

イノジー―英販売子会社を合弁化―

エネルギー大手の独イノジー(エッセン)は8日、英国の販売子会社Nパワーを現地同業SSEの一般消費者向け事業と合併することで合意したと発表した。Nパワーは赤字が続き経営の足かせとなっていることから、合弁会社とすることで非子

フリックスブス―米市場進出へ―

長距離路線バス大手の独フリックスブス(ミュンヘン)は8日、米国市場に進出する計画を発表した。米国では公共交通機関の評価が高まっていることから、低料金でサービスを提供し需要を掘り起こす考えだ。 カリフォルニアで事業を展開す

コメルツ銀行―7-9月期黒字転換、資産売却などで―

独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)が9日発表した7-9月期(第3四半期)決算の純損益は4億7,200万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(2億8,800万ユーロ)から大幅に改善した。自社ビル「コメルツ銀行タワー」と

ミュンヘン再保険―ハリケーン直撃、巨額赤字に転落―

再保険世界最大手のミュンヘン再保険が9日発表した7-9月期(第3四半期)決算の純損益は14億3,800万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(6億8,500万ユーロ)から大幅に悪化した。主要市場の米国を相次いで襲ったハリケ

アリアンツ―7-9月期減益に、ハリケーン響く―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が10日発表した7-9月期(第3四半期)決算の営業利益は前年同期比17.3%減の24億7,700万ユーロと大きく落ち込んだ。ハリケーン被害で保険金支払い額が膨らんだことが響いた格好で、

コンチネンタル―電池生産を検討―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)が車載電池の生産事業への参入を検討している。エルマー・デーゲンハルト社長が業界紙『アウトモビルボッヘ』に明らかにしたもので、電池セルの生産も視野に入れている。 同社長は電気自

コンチネンタル―農業向け事業強化へ―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)が農業向け事業を強化する。自動車事業への依存度を引き下げることが狙いで、同社が持つ自動運転やビッグデータ解析のノウハウを農業分野に投入する考えだ。 自動車事業は同社の売上高(

コンチネンタル―ITセキュリティのアーガス買収―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は3日、車両用ITセキュリティ分野で高い技術を持つイスラエルの新興企業アーガス・サイバー・セキュリティを買収すると発表した。今後の普及が見込まれるコネクテッドカーと自動運転車

富士通―ヒアと戦略提携、モビリティサービスと自動運転で―

富士通は7日、デジタル地図大手の蘭ヒア・テクノロジーズと長期戦略提携することで合意したと発表した。両社の技術を統合ソリューションとして連携させたうえで、先進モビリティサービスと自動運転を開発する世界の自動車メーカー、交通

ダイムラー―デジタルサービス事業者を買収―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は6日、デジタルサービス事業者の独CINTEOを買収したうえで社名をメルセデスベンツ.ioに改めたと発表した。単なる自動車メーカーからインターネットを活用したモビリティサービス

フォルクスワーゲン―量子コンピューターでグーグルと協業―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は7日、量子コンピューターの分野で米IT大手グーグルと協業すると発表した。グーグルの量子コンピューターを利用して渋滞緩和・解消、新素材、自動運転実現の前提となる先

オスラム―コンチネンタルと合弁、知的自動車照明で―

照明大手の独オスラム(ミュンヘン)は6日、自動車向けの知的照明ソリューションの合弁会社を自動車部品大手のコンチネンタルと設立することで基本合意したと発表した。両社の強みを組み合わせることで最先端の照明システムを一手に提供

タムラ製作所―独はんだメーカーを買収―

タムラ製作所は1日、ハンダ製造の独エルゾルト(Elsold)を完全買収したと発表した。非日系顧客への売上比率を30%以上に引き上げ最適なグローバル体制を構築するという中期目標に基づく措置。9月に設立した現地子会社タムラ・

エボニック―コスト10%削減へ―

特殊化学大手のエボニック(エッセン)は3日の決算発表で、コスト削減方針を打ち出した。販売・管理部門でコストの10%に当たる2億ユーロを圧縮。売上高営業利益率(EBITDA、調整済み)を2021年以降、従来の平均である16

メルク―サムスンバイオロジクスとの戦略提携拡大―

ライフサイエンス大手の独メルク(ダルムシュタット)は1日、韓サムスンバイオロジクスとの戦略提携を拡大することで基本合意したと発表した。バイオ医薬品製造原材料の長期供給などを取り決めた2014年の基本合意を拡大するもので、

ドイツテレコム―米子会社の合併が破談に―

電気通信大手のドイツテレコム(ボン)は4日、米移動通信サービス子会社TモバイルUSと、ソフトバンク傘下の米スプリントとの合併に向けた交渉を打ち切ったと発表した。合併条件で折り合いがつかなかったためと説明している。合併後の

カウフホーフ―競合カールシュタットの親会社が買収も―

オーストリアの不動産大手シグナがカナダ小売大手HBCハドソンズ・ベイ・カンパニー(HBC)に対し独デパート子会社ギャラリア・カウフホーフを買収することを打診した。シグナはカウフホーフの競合カールシュタットの親会社であるこ

ハロー・フレッシュ―IPOに成功―

食料品のインターネット販売を手がける独ハロー・フレッシュ(ベルリン)は2日、新規株式公開(IPO)を実施した。初値は10.60ユーロで、公開価格(10.25ユーロ)を3.4%上回る水準。公開益3億1,800万ユーロを米国

シリコンバレーバンク―独進出か―

ハイテク企業向けの金融サービスで有名な米シリコンバレーバンク(SVB)がドイツ市場進出の準備を進めているもようだ。3日付の経済紙『ハンデルスブラット(HB)』が報じたもので、同行は現在、ビジネスに特化したSNS「リンクト

ルフトハンザ―7-9月期営業益32%増に―

独航空最大手のルフトハンザ(フランクフルト)が10月25日発表した7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(調整済み)は前年同期比32.2%増の15億1,800万ユーロと大幅に拡大した。運賃上昇と利用客・輸送荷物の増加で水

エア・ベルリン―イージージェットに資産売却―

8月に経営破たんした独航空2位のエア・ベルリンは10月27日、英格安航空(LCC)大手イージージェットに資産の一部を売却することで合意した。資産の大部分は独ルフトハンザ航空に売却することですでに合意しており、エア・ベルリ

クラリアント―ハンツマンとの合併断念―

スイス特殊化学大手のクラリアント(ムッテンツ)は10月27日、米同業ハンツマンとの合併計画を両社の合意のうえで中止すると発表した。同計画に反対する株主が株式を買い増したことで、合併に必要な3分の2以上の株主の承認を確保で

アクゾノーベル―米塗料大手アクサルタと合併交渉―

塗料大手の蘭アクゾノーベル(アムステルダム)は10月30日、米同業アクサルタと合併交渉を進めていると発表した。メディア報道を追認した格好。合併が実現すると、時価総額がおよそ270ユーロに上る巨大塗料メーカーが誕生する。来

コベストロ―家電大手ハイアールとの協業拡大―

化学大手の独コベストロ(レバークーゼン)は10月30日、中国家電大手ハイアールと戦略パートナーシップ契約を締結したと発表した。これまで中国市場に限られていた家電用新素材開発の協力関係をグローバルレベルへと拡大する。断熱材

ノバルティス―放射性医薬品の仏AAAを買収へ―

スイス製薬大手のノバルティス(バーゼル)は10月30日、放射性医薬品製造の仏アドバンスト・アクセラレーター・アプリケーションズ(AAA)を買収することで基本合意したと発表した。がん治療薬事業を強化する狙い。株式公開買い付

バイエル―純利益3.3倍に、コベストロ株売却で―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)が10月26日発表した7-9月期(第3四半期)決算の純利益は38億8,100万ユーロとなり、前年同期(11億8,700万ユーロ)の約3.3倍に拡大した。9月末付で連結対象

フォルクスワーゲン―利益率見通し引き上げ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は10月27日の決算発表で、売上高営業利益率(特別費計上前のEBITベース)が当初予想の6.0~7.0%をやや上回るとの見通しを明らかにした。1-9月期の実績が7

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