企業情報

ボルボ・カーズ―ディーゼルエンジンの新規開発停止へ―

スウェーデンの高級車大手ボルボ・カーズがディーゼルエンジンの新規開発を停止する。今後予想される排ガス規制の強化を踏まえると、採算が取れないとみられるためで、中長期的には経営資源を電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド […]

BMW―中国生産能力45万台に拡大―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は19日、中国瀋陽市の大東区にある完成車工場で、新たな生産区画(ノースセクション)の開所式を行った。これにより同国におけるBMWの生産能力は45万台に拡大することになる。昨年の現地生産台

ダイムラー―香港ディーラーに出資―

自動車大手の独ダイムラーが同社製乗用車の販売会社である香港のLSHオート・インターナショナルに15%出資する。ダイムラーのボド・イッパー取締役が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、LSHの事業拡大と

アウディ―中国ディーラーと和解―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディ(インゴルシュタット)は20日、中国の販売代理店の代表と和解合意したと発表した。これによりアウディ車の現地販売は正常化することになる。 アウディは中国で長年、第一汽車(FA

ラインメタル―EV用モーターハウジング受注―

軍需・自動車部品大手の独ラインメタル(デュッセルドルフ)は18日、ドイツの大手乗用車メーカーから電気自動車(EV)用のモーターハウジングを受注したと発表した。受注総額は1億ユーロ。7年間に渡って納入する。 モーターハウジ

シーメンス―中東持ち株会社設立―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が中東地域での出資を統括する持ち株会社シーメンス・ミドル・イースト・ホールディングを設立した。日刊紙『ヴェルト』が報じ、同社が追認したもので、広報担当者は「(中東地域における)今後の出

ドイツ鉄道―高速鉄道車両を近代化―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)が高速鉄道ICEの車両を近代化する。車内の快適性を高めるとともに最新のデジタル技術を搭載する考えで、総額2億1,000万ユーロを投資する。広報担当者が18日、ニュルンベルクのメインテナンス工場

フライベルガー―冷凍ピザのハーサを買収―

独砂糖大手ジュドツッカーの冷凍ピザ子会社フライベルガー(ベルリン)が同業ハーサ(Hasa)を買収する。市場環境の変化に対応することが狙いで、競合エトカーなどに対抗していく。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙などが報じた

ルスタ―独市場参入―

スウェーデンのディスカウントストア、ルスタ(Rusta)は18日、ドイツの北部のリューベックに店舗を開設し、同国市場に初進出した。まずは業務を通して独市場の実情を把握。将来的には500店舗を展開する目標だ。ゲラン・ヴェス

ダグラス―伊香水販売チェーンを買収―

香水小売大手の独ダグラス(デュッセルドルフ)は17日、イタリア同業2社を投資会社オルランド・イタリーから買収すると発表した。ダグラスは3月にスペイン同業グルーポ・ボディベルの買収を発表したばかり。同社は進出先市場で2位以

マーケル―独に会社設立、英のEU離脱にらみ―

保険大手の米マーケルは18日、ドイツに子会社を設立する計画を明らかにした。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)をにらんだ措置で、独金融監督庁(Bafin)の承認を得て2018年上半期に新会社をミュンヘンに開設する考

メルク―ゲノム編集の新技術を開発―

ライフサイエンス大手の独メルク(ダルムシュタット)は17日、新しいゲノム編集技術を開発したと発表した。従来の技術に比べて効率性、柔軟性、正確性が高いうえ、これまでアクセスできなかったゲノム内の領域にもアクセスできるという

ドイツテレコム―米子会社買収にソフトバンクが意欲―

ドイツテレコム(ボン)の米移動通信サービス子会社TモバイルUSが業界再編の目玉となりそうだ。ソフトバンクの孫正義社長は10日、米通信業界の再編に言及するなかで、ソフトバンクの米移動通信子会社スプリントとTモバイルUSの合

ユナイテッド・インターネット―競合買収で合意―

独電気通信サービス大手のユナイテッド・インターネット(モンタバウアー)は12日、独仮想移動体通信事業者(MVNO)ドリリッシュを買収することで両社の経営陣が合意したと発表した。シナジー効果を引き出す考えで、買収が実現する

フォイト―デジタルサービス会社買収―

機械大手の独フォイト(ハイデンハイム)は15日、独デジタルサービス事業者ライ・ソノ(Ray Sono)を買収すると発表した。モノのインターネット(IoT)の普及を見据え、産業用デジタルソリューション事業を強化する狙い。フ

シーメンス―独で人員削減―

電機大手のシーメンス(ミュンヘン)は11日、ドイツ本国で従業員を削減すると発表した。事業のデジタル化を一段と推し進めるとともに、業績不振の事業にメスを入れる。ケーザー社長は問題のある事業に早い段階で是正策を施す考えを以前

BMW―年産能力300万台に引き上げか―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が生産能力を2022年までに60万台増やし約300万台とする計画のようだ。同社は高級車世界1位の地位を昨年、競合ダイムラーのメルセデスブランドに奪われており、首位奪回を狙っているとみられ

ZFフリードリヒスハーフェン―ルーマニアで買収―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは16日、ルーマニアの技術サービス会社ビースピード(BeeSpeed)から自動車向け部門を買収することで合意したと発表した。同部門はビースピードから2018年1月に分離され、

エアバス―中国でヘリの合弁生産へ―

欧州航空宇宙大手のエアバスと中国企業が山東省青島でヘリコプターを合弁生産する。現地英字紙『チャイナデイリー』などが報じたもので、近く着工。2019年から中国側への引き渡しを開始する。 エアバス子会社のエアバス・ヘリコプタ

ソーラーワールド―経営破たん―

太陽電池モジュール大手の独ソーラーワールドは11日、地元ボン区裁判所に会社更生手続きの適用を申請した。同社は太陽電池価格の下落で業績不振が続いており、2016年まで6年連続で赤字を計上してきた。経営陣は事業の現状と太陽電

ティッセンクルップ―通期赤字に転落見通し―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)は12日の決算発表で、2017年9月通期の純損益見通しを大幅に引き下げた。ブラジルの粗鋼工場CSAの売却に伴い巨額の減損損失を計上するためで、前期実績(2億6,100万ユー

YKK AP―独に研究・開発拠点―

YKKの建材部門YKK APは15日、独西部のヴッパータールに窓の研究・開発拠点「YKK AP R&Dセンター(ドイツ)」を開設したと発表した。機能部品や高性能ガラスなどの分野で先進技術を持つドイツで、世界中の

アディダス―ゴルフ事業を部分売却―

スポーツ用品大手の独アディダス(ヘアツォーゲンアウラハ)は10日、ゴルフ分野の3ブランド「テーラーメイド」「アダムス」「アシュワース」を米投資会社KPSキャピタル・パートナーズに売却することで合意したと発表した。アディダ

メルク―事業部門を子会社化―

製薬・化学大手の独メルクは16日、同社を構成する製薬、ライフサイエンス(試薬など)、パフォーマンス素材(液晶など)の3部門を子会社化する方針を明らかにした。それぞれの部門がその可能性をフルに生かせるようにすることが狙い。

コメルツ銀行―1-3月期増益に、保有公債の評価益で―

独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)が9日発表した2017年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は前年同期比28.4%増の2億1,700万ユーロへと大きく拡大した。リテールと企業顧客部門はともに営業減益となったものの

フォルクスワーゲン―VWブランド乗用車で利益率向上―

自動車大手フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)グループは5日、主力のVWブランド乗用車で昨年11月に打ち出した長期事業計画「トランスフォーム2025+」の進捗状況などを明らかにした。これまで低迷していた売上高営業

BMW―完全自動運転EVを独南部工場で生産へ―

高級車大手のBMW(ミュンヘン)は2日、同社初の完全自動運転電気自動車(EV)「iネクスト」をドイツ南部のディンゴルフィング工場で生産することを明らかにした。エレクトロモビリティ分野で同工場が持つノウハウなどを評価して白

北京威カ威汽車零部件―独にEV工場―

中国の自動車部品メーカー北京威カ威汽車零部件(Beijing WKW Automotive Parts)がドイツ東部のラウジッツ地域に電気自動車(EV)工場を建設するもようだ。地元ザクセン州のマルティン・ドゥーリヒ経済相

シーメンス―研究の重点14分野を絞り込み―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は8日、これまで50あった研究分野のなかから14分野を重点強化する方針を明らかにした。ローラント・ブッシュ取締役(技術・戦略担当)は競争力を強化するうえで「シーメンスが失敗を許されない

シーメンス―製造部門で2ケタ増益に―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が4日発表した2017年1-3月期(第2四半期)の産業部門の利益(買収などの企業結合に伴い取得した無形資産の償却費用を計上する前のEBITに財務収益を加えた利益)は前年同期比18%増の

アクゾノーベル―米PPGの新買収提案も拒否―

塗料大手の蘭アクゾノーベル(アムステルダム)は8日、米同業PPGインダストリーズの新たな買収提案を拒否すると発表した。PPGは買収額を引き上げたが、アクゾは「当社の価値を過小評価している」などとして応じなかった。これを受

エボニック―約20%の増収に、販売増と買収の効果で―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)が5日発表した2017年1-3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比19%増の36億8,300万ユーロと大きく拡大した。米同業エアー・プロダクツから買収した特殊添加剤事業を決算に

中国化工―シンジェンタのTOBに成功―

中国の大手化学メーカー中国化工集団(ケムチャイナ)は5日、スイスの農薬大手シンジェンタへの株式公開買い付け(TOB)で4日までに同株80.7%を確保し、TOBの成立条件(同67%以上の確保)を達成したと発表した。シンジェ

フロスタ―ネスレの伊冷凍食品ブランド取得―

冷凍食品製造の独フロスタ(ブレーマーハーフェン)は3日、食品大手ネスレのイタリア子会社から冷凍食品ブランドを同日付で取得したと発表した。買収金額は非公開。業務の引き継ぎは6月1日に行われる予定で、それまでの期間はネスレの

アマゾン―食品販売を独で始動―

ネット通販世界最大手の米アマゾンは4日、生鮮品を含む食料品の販売サービス「アマゾンフレッシュ」をドイツで開始した。対象地域はベルリンとポツダムで、プレミアム会員が利用できる。 取扱点数は8万5,000点強で、ベルリンにあ

スタンダードチャータード―独にEU統括拠点開設へ―

英大手銀行スタンダードチャータード(ロンドン)は3日の株主総会で、欧州連合(EU)事業を統括する子会社をドイツの金融都市フランクフルトに設立することを明らかにした。英国のEU離脱(ブレグジット)を見据えた措置で、ブレグジ

ドイツ銀行―中国企業が筆頭株主に―

中国の複合企業・海航集団(HNAグループ)は2日、ドイツ銀行の株式を買い増し出資比率を4.76%から9.92%に引き上げたと発表した。これにより同社はカタール系の投資2社(出資比率:計6.1%)と米資産運用大手ブラックロ

ドイツ銀行―純利益2.7倍に―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)が4月27日発表した2017年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は5億7,100万ユーロとなり、前年同期比で167%増加した。前期は米住宅ローン担保証券(RMBS)の不正販売で巨

ドイツ銀行―ブレグジットで最大4000人が転勤に―

ドイツ銀行の規制問題担当取締役は地元フランクフルトで開催された会議で、英国の欧州連合(EU)離脱に伴い、ロンドンで勤務する同行行員7,000人のうち最大4,000人が他のEU加盟国に転勤するとの見通しを明らかにした。同行

コンチネンタル―EV・HVパワートレインの開発加速―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は4月25日、電気自動車(EV)・ハイブリッド車(HV)向けパワートレインの開発強化方針を明らかにした。EVとHVの今後の普及拡大をにらんだ措置で、2021年までの同開発予算

ボッシュ―スターター・発電機事業を売却―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は2日、スターター・発電機事業を中国の機械メーカー鄭州煤鉱機械集団(ZMJ)と同投資会社CRCIからなるコンソーシアムに売却することで合意したと発表した。売却手続きの完了には

日立化成―独断熱部品メーカーを買収―

日立化成は4月27日、自動車などの断熱部品を製造する独イゾライトを投資会社などから完全買収することで合意したと発表した。日立化成は2018年中期経営計画で自動車部材のグローバルサプライヤーになるための基盤強化方針を打ち出

ダイムラー―利益見通し引き上げ―

高級車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は4月26日の決算発表で2017年12月期の営業利益(EBIT)見通しを上方修正した。1-3月期(第1四半期)の業績が好調だったうえ、主力の乗用車部門で今後の見通しも明るいため

シーメンス―ソフト会社買収、モビリティ分野で―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は4月28日、運輸・モビリティソフト開発の独ハーコン(HaCon)を完全買収することで合意したと発表した。モビリティーソリューション事業を強化する考え。取引金額は公表しないことで合意し

ティッセンクルップ―3Dプリント工房開設へ―

鉄鋼系複合企業ティッセンクルップ(エッセン)は3Dプリント工房を年内にも開設する予定だ。子会社マテリアル・サービシズのハンスヨーゼフ・ホス取締役がハノーバー産業見本市会場で4月25日、明らかにしたもので、3Dプリンターで

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