企業情報

シーメンス―サウジ向け地下鉄車両を公開、酷暑などに対応―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は2月23日、サウジアラビアの首都リヤドの地下鉄プロジェクト向けに納入する無人運転車両を初公開した。同社のモデル「インスパイロ」をベースとしたもので、猛暑など現地の気候に対応した仕様と […]

ノルデックス―売上高40%増加―

発電用風車製造の独ノルデックス(ハンブルク)は2月26日、2015年12月期の売上高(暫定値)が前期比40%増の24億3,010万ユーロとなり、11月に提示した予想レンジの上限をやや上回ったと発表した。売り上げの88%を

ダイムラー―新たな電池工場建設へ―

自動車大手のダイムラー(シュツットガルト)は1日、ドイツ本国に同社2カ所目のリチウムイオン電池工場を建設すると発表した。新工場では「メルセデスベンツ」と「スマート」ブランドのハイブリッド車、電気自動車(EV)向けに生産す

BASF―GM作物の研究開発を集約―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は2月25日、遺伝子組み換え(GM)作物分野の研究開発対象を絞り込むと発表した。同社が進める事業見直しの一環と説明している。農業化学市場の低迷と関係があるかどうかは明らかに

バイエル―製薬事業けん引、2ケタ台の増収増益に―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が2月25日発表した2015年12月期決算の営業利益(EBITDA、特別項目を除く)は前期比18.2%増の102億6,600万ユーロと大幅に拡大した。ユーロ安ドル高が追い風とな

フレゼニウス―ユーロ安が追い風に―

総合医療大手の独フレゼニウス(バート・ホンブルク)が2月24日発表した2015年12月期決算の営業利益(EBIT、特別要因を除く)は前期比25%増の39億5,800万ユーロへと拡大した。点滴子会社カービと病院子会社ヘリオ

ヘンケル―売上・利益記録更新―

洗剤・接着剤大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)が2月25日発表した2015年12月期の売上高は前期比10.1%増の180億8,900万ユーロとなり、過去最高を更新した。ユーロ安が最大の増収要因で、為替と買収・売却の影響

ハパックロイド―営業黒字に転換―

海運世界5位の独ハパックロイド(ハンブルク)が2月23日発表した2015年12月期暫定決算の営業利益(EBIT)は3億6,640万ユーロの黒字となり、前期の赤字(3億8,280万ユーロ)から大幅に改善した。チリ同業CSA

ドイツテレコム―米国事業がけん引―

電気通信大手のドイツテレコム(ボン)が2月25日発表した2015年12月期決算の売上高は前期比10.5%増の692億2,800万ユーロと2ケタ台の伸びを記録した。ユーロ安がプラスに働いたほか、米国の移動通信子会社Tモバイ

KiK―今後5年で店舗数1500以上拡大―

独ファストファッション大手KiK(ベーネン)は現在およそ3,360カ所ある店舗を今後5年で5,000カ所に拡大する方針だ。1月に就任したパトリック・ツァーン社長が2月23日明らかにしたもので、インターネット販売も強化する

ドイツ取引所―ロンドン証取と合併協議―

フランクフルト証券取引所などを運営するドイツ取引所は23日、ロンドン証券取引所との合併に向けて協議していることを明らかにした。メディア報道を追認したもので、持株会社を設立して両社を統合する。合併が実現すると、欧州でダント

EFG―同業BSIを買収、国内5位のプライベート銀に―

スイスの有力プライベートバンク(PB)であるEFGインターナショナル(チューリヒ)は22日、国内同業のBSIを13億3,000万スイスフラン(約12億ユーロ)で買収することで合意したと発表した。BSIはブラジルの投資銀行

エアバス・グループ―国境管理システム事業の売却中止―

欧州航空宇宙大手エアバス・グループは防衛エレクトロニクス事業の売却計画を変更する。これまでは同事業を全面放出する考えだったが、売却対象事業をレーダーと目標認識システムに制限。国境管理システムは手元に残すことにした。防衛・

BASF―工業用塗料事業売却で基本合意―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は17日、工業用塗料事業を蘭同業アクゾノーベルに売却することで基本合意したと発表した。取引金額は4億7,500万ユーロ。従業員代表との協議と当局の承認を経て売却手続きを年末

バイヤスドルフ―買収を視野に―

化学大手の独バイヤスドルフ(ハンブルク)は17日の決算発表で、買収を活用して事業を拡大していく考えを明らかにした。手元資金は約30億ユーロに上っており、適切な対象があれば獲得したいとしている。ただシュテファン・ハイデンラ

ネスレ―15年純利益は37%減―

欧州食品・飲料大手のネスレ(スイス、ヴェヴェイ)が18日発表した2015年12月通期決算の純利益は90億6,600万スイスフラン(約82億ユーロ)となり、前期から37%減少した。自国通貨高で売上高が目減りしたほか、前期の

EnBW―シーメンスに大型発注、洋上風力発電タービンなど―

独エネルギー大手のEnBW(カールスルーエ)は22日、電機大手のシーメンスに洋上風力発電用タービンと土台を発注することで合意したと発表した。北海に建設予定の発電パーク「EnBWホーエ・ゼー」向けで、シーメンスは設置作業も

RWE―普通株を無配に―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)は17日、2015年12月期の純損益が2億ユーロの赤字(暫定値)になったと発表した。ドイツと英国の火力発電所で計21億ユーロの減損損失を計上したことなどが響いた格好。同社は事業効率向上

アマゾン―小包自動受け取りロッカーを独に設置か―

ネット通販世界最大手の米アマゾンが小包の自動受け取りと返品が可能なロッカー「アマゾンロッカー」をドイツとフランスに導入するもようだ。『南ドイツ新聞』が19日、報じたもので、同社はコメントを控えているものの、アマゾンの独法

レッスン・ナイン―利用者100万人突破―

「バベル(Babbel)」ブランドで外国語のeラーニングサービスを展開する独レッスン・ナイン(ベルリン)は17日、同社製有料アプリのアクティブユーザー数が100万人を突破したと発表した。米語学ソフト大手ロゼッタストーンの

カウフホーフ―各店舗に独自色―

独デパート大手カウフホーフ(ケルン)は各地で展開する店舗に現地事情に見合った独自性を持たせる考えだ。オリビエ・ファンデンボッシュ社長が従業員宛ての文書で明らかにしたもので、店長の裁量を拡大。本社は戦略や全体の統制に特化す

アリアンツ―生保けん引で増益確保―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が19日発表した2015年12月期決算の営業利益は107億3,500万ユーロとなり、前期を3.2%上回った。生保部門が好調で全体をけん引。資産管理部門の不振が相殺された。純利益は6.3

アディダス―売上・利益が予想以上に―

スポーツ用品大手の独アディダス(ヘアツォーゲンアウラハ)は11日、2015年12月期の売上高が為替の影響を除いた実質ベースで10%増加したと発表した。西欧、中国、ラテンアメリカ、中東・アフリカ・アジア(MEAA)で2ケタ

ドイツポスト―貨物部門売却か、日本郵政が候補に―

ドイツポスト(ボン)が貨物部門の売却などを検討しているとの観測が浮上している。ロイター通信が消息筋の情報として11日報じたもので、全面・部分売却のほか、合弁会社化も視野に入れているもよう。売却先の候補として日本郵政の名が

ヴォノヴィア―競合買収に失敗―

独住宅不動産最大手のヴォノヴィア(デュッセルドルフ)は10日、同2位のドイチェ・ヴォーネン(DW)を株式公開買い付け(TOB)で買収する計画が失敗したことを明らかにした。DW株50%以上の獲得をTOBの成立条件としていた

コメルツ銀行―純利益4倍、8期ぶり復配へ―

独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)が12日発表した2015年12月期決算の純利益は10億6,200万ユーロとなり、前期(2億6,600万ユーロ)の4倍に拡大した。経営再建を着実に進めてきたことが奏功。4月中旬に退任

ドイツ銀行―債券買戻しで健全性アピール―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)は12日、54億ドル相当の発行済み債券を買い戻すと発表した。財務基盤の弱さが指摘されるなか、債券を買い戻す余裕があることを示して市場の不安を抑え、信用回復を図る狙いがある。 計画に

バイエル―精密農業の新興企業買収―

化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は15日、精密農業分野の独新興企業プロプラント・ゲゼルシャフト・フュー・アグラール・ウント・ウンヴェルトインフォマティクを買収したと発表した。農業デジタル化事業を強化することが狙い。

BASF―工業用塗料事業をアクゾに売却の方向―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が工業用塗料事業を蘭同業アクゾノーベルに売却する方向で交渉していることが11日、明らかになった。BASFは事業の選別に取り組んでおり、その一環として同事業を放出する。ブルー

ランクセス―サウジアラムコとの合弁、4月立ち上げに―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は10日、合成ゴム事業をサウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコとの合弁に切り替える計画が関連国の独禁当局からすべて承認されたと発表した。両社はこれを受けて新会社を4月1日付で設立する。

フレゼニウス・メディカル・ケア―日本で買収か―

独フレゼニウスの人工透析子会社フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC、バート・ホンブルク)が日本の大手人工透析病院を買収したもようだ。ライス・パウエル社長の発言として『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙が報じた

フォルクスワーゲン―1月グループ販売が増加―

欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が12日発表した2016年1月のグループ販売台数は84万7,800台となり、前年同月を3.7%上回った。中国が13.9%増えて過去最大の40万10台に拡大し

オペル―初のEVを来年発売へ―

米ゼネラル・モーターズ(GM)の欧州子会社オペル(独リュッセルスハイム)は11日、同社初の電気自動車(EV)「アンペラE」を来年から市場投入すると発表した。同モデルは2011年発売のレンジエクステンダー「アンペラ」の後継

シュンク―ロボットハンドの製造期間を大幅短縮―

製造業向けグリッパー製造の独シュンク(ラウフェン・アム・ネッカー)がロボットハンドの受託製造期間を大幅に短縮した。同社への取材をもとに『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が15日付で報じた。 ロボットハンドでは個々の顧客

ヴェスタス―純利益が過去最高に―

風力発電タービン世界最大手のヴェスタス(デンマーク・オーフス)が9日発表した2015年12月期決算の純利益は前期比75%増の6億8,500万ユーロとなり、過去最高を更新した。黒字計上は2期連続。売上増のほか、利幅の大きい

ティッセンクルップ―10-12月期赤字転落―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)が12日発表した2015年10-12月期(第1四半期)決算の純損益は2,300万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(5,000万ユーロ)から悪化した。鉄鋼事業の不振が響いた

コンチネンタル―米にトラック用タイヤ工場―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は9日、米ミシシッピ州クリントン近郊にトラック・バス用タイヤの生産施設を新設すると発表した。グローバル成長戦略の一環で、同工場で生産したタイヤを北米市場に供給する。 同州との

ダイムラー―売上・利益記録を更新―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が4日発表した2015年12月期決算の営業利益(EBIT、継続事業ベース)は前期比36%増の138億ユーロとなり、過去最高を更新した。販売台数が12%増の290万台となり過去最

オスラム―10-12月期黒字転換―

照明大手の独オスラム(ミュンヘン)が3日発表した2015年10-12月期(第1四半期)の純損益は3億3,730万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(4,150万ユーロ)から大幅に改善した。中国同業の佛山電器照明(Felc

IBM―独デジタルエージェンシーを買収―

IT大手の米IBMは2日、デジタルエージェンシーの独アペルト(Aperto)を買収することで合意したと発表した。収益力の高いコンサルティング、サービス事業を強化することが狙い。買収金額は明らかにしていない。取引の成立には

ミュンヘン再保険―低金利など響く―

再保険世界最大手のミュンヘン再保険が4日発表した2015年12月期連結決算の純利益は31億ユーロとなり、前年比で3%減少した。低金利の影響で投資益が前期の80億ユーロから75億ユーロに減少したほか、無形資産の評価損や元受

EEWエナジー―中国企業が買収、過去最大の14億ユーロで―

スウェーデン系の投資会社EQTは4日、ゴミ発電子会社の独EEWエナジー・フロム・ウエイスト(ヘルムシュテット)を中国の北京控股集団に売却することで合意したと発表した。取引金額は14億3,800万ユーロで、中国資本による独

ビルフィンガー―水処理事業を中国企業に売却―

経営不振の独建設・サービス大手ビルフィンガー(マンハイム)は6日、水処理技術事業を中国の成都天翔環境(Chengdu Techcent Environment)に売却することで合意したと発表した。事業整理の一環で、同社は

シグ―中国企業が買収―

アウトドアやビジネス用のボトル製造を手がけるスイス企業シグ(フラウエンフェルト)を中国の同業、哈爾斯(ハルス・バッキューム・コンテナズ)が買収する。スイスメディアが報じ、両社が追認したもので、買収金額は1,610万スイス

クーカ―美的集団が出資比率引き上げ、10%超に―

産業ロボット大手の独クーカ(アウグスブルク)は3日、中国の総合家電大手、美的集団がクーカ株を買い増し出資比率を10.22%に引き上げたことを明らかにした。美的集団は昨年8月、安川電機と提携しロボット事業に参入しており、同

キオン―米で買収、自動倉庫分野でノウハウ拡充―

フォークリフト大手の独キオン(ヴィースバーデン)は8日、自動倉庫・配送ソリューションのシステム統合を手がける米レトロテックを買収すると発表した。「つながる工場(インダストリー4.0)」の普及を背景に需要が拡大する自動倉庫

GEA―買収を積極化―

食品・プロセス産業向け機械大手の独GEA(デュッセルドルフ)がM&Aによる事業拡大戦略を加速し始めた。同社は3日、同業の伊イマフォーニ(Imaforni)を買収すると発表。4日の決算発表では複数の企業の買収に向

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