飲料製造のバレンシアにタイ企業が49%出資

ドイツの中堅飲料メーカーであるバレンシアにタイのビール大手ブンロート・ブリュワリーが資本参加する。バレンシアの広報担当者の確認を得た情報として『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が10日報じたもので、ブンロート・ブリュワリーは新設の欧州子会社シンハ・ヨーロッパを通して同社の資本49%を取得する。

バレンシアは2016年に償還を迎える社債6,500万ユーロを返済するために、出資者を模索していた。同社のオーナー一族であるモッケン家は経営権を今後も保持する。

ブンロート・ブリュワリーはタイの老舗ビールメーカー。「シンハ」などのブランドを持つ。

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