オペル初のEV、来年発売へ

米ゼネラル・モーターズ(GM)の欧州子会社オペルは11日、同社初の電気自動車(EV)「アンペラE」を来年から市場投入すると発表した。同モデルは2011年発売のレンジエクステンダー「アンペラ」の後継モデル。GMがシボレーブランドで米国市場に来年投入する「ボルト」EVモデルの姉妹車となる。

アンペラEは5ドア車。オペルによると、電池を極めて薄くすることで車内とトランクのスペースを広くすることに成功した。また、現在市販されている競合企業のEVに比べて価格が低く、航続距離が長いという。ボルトEVモデルの航続距離は約200マイル(320キロ)で、価格は約3万ドルを予定している。

アンペラのレンジエクステンダーモデルは注目を浴びたものの需要が低く、累積販売台数は1万台にとどまる。アンペラEと入れ替えに生産を中止する予定だ。

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