BASFが工業用塗料事業売却で基本合意

化学大手の独BASFは17日、工業用塗料事業を蘭同業アクゾノーベルに売却することで基本合意したと発表した。取引金額は4億7,500万ユーロ。従業員代表との協議と当局の承認を経て売却手続きを年末までに終了させる考えだ。

工業用塗料の技術と特許、ブランド、および英ディーサイドと南アフリカのバンダービールパークにある工場をアクゾに譲渡する。当該事業の2015年の売上高は約3億ユーロ。BASFは今後、塗料分野の経営資源を自動車用と建設用に絞り込む。

上部へスクロール