インフレ率が昨年5月以来の水準まで回復、9月0.7%に

ドイツ連邦統計局が29日発表した9月の消費者物価指数(速報値)は前年同月を0.7%上回り、インフレ率は昨年5月以来の水準へと上昇した。最大の物価押し下げ要因であるエネルギーの下げ幅が前月の5.9%から3.6%に縮小したことが大きい。食品の上げ幅は0.4%で、前月の0.9%から0.5ポイント狭まった。消費者物価の前月比の変動率はプラス0.1%だった。

欧州連合(EU)基準のインフレ率は前年同月比が0.5%、前月比が0.0%。