食品、化学などプロセス産業向けの機械を手がける独GEAは20日、2016年12月期の利益見通しを大幅に引き下げた。第3四半期(7〜9月)の業績が予想を下回ったためで、12月通期の営業利益(EBITDAベース、調整済み)を従来予測の「買収を除いたベースで6億4,500万〜7億1,500万ユーロ」から「イタリア同業のイマフォーニ買収に伴う約1,000万ユーロの押し上げ効果を含めて5億7,000万ユーロ」へと下方修正。売上高についても「やや増加」から「やや減少」へと引き下げた。
乳製品、石油・天然ガス産業向け事業の不振が足を強く引っ張った。大型プロジェクト数件でコストが膨らんだことも響いた。