ダイムラーの新ブランド、第一弾のモデルをブレーメンで生産へ

自動車大手の独ダイムラーは27日、電気自動車（EV）などの電動パワートレイン車に特化した新ブランド「EQ」の初のモデルを同国北部のブレーメン工場で生産すると発表した。2010年代末までに量産を開始する。同工場ではプラグイン技術を採用した燃料電池車「GLC F-CELL」も生産することになっている。

ブレーメン工場で生産するEQブランド初のモデルは9月のパリ・モーターショーで公開したSUVクーペ「EQ-ショーカー」をベースとする車両で、航続距離は最大500キロメートルに達する。

ダイムラーは電動パワートレイン車を2025年までに計10モデル以上、市場投入する計画。世界各地の工場で生産することを念頭に置いている。