電機大手シーメンス、風力発電用ブレード工場を閉鎖

電機大手の独シーメンスは15日、風力発電用のブレードを製造するデンマークのエンゲスヴァン工場を閉鎖すると発表した。風力発電のローターは大型化しているが、同工場では大型ローター用のブレードを生産できないため、閉鎖が避けられなくなった。従業員430人を整理する。

シーメンスは2004年、デンマーク企業ボーナス・エナジーを買収して風力発電設備事業に参入した。今後はデンマークの風力発電設備工場を2カ所に集約する。

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