民放大手プロジーベンザット1、体験プログラム商品券事業者を買収

独民放大手プロジーベンザット1は21日、スカイサーフィンや気球飛行など体験プログラムの商品券事業を手がける独ヨッヘン・シュヴァイツァーGmbHの過半数資本をヨッヘン・シュヴァイツァーグループから譲り受け傘下に収めると発表した。自社の当該事業を強化する狙い。取引の成立には独禁当局の承認が必要。

ヨッヘン・シュヴァイツァーGmbHの企業価値を1億800万ユーロと評価して取引を行う。企業価値(EV)が減価償却前営業利益(EBITDA、調整済みベース)の何倍になっているかを示すEV/EBITDA倍率は約11倍。

プロジーベンザット1は体験プログラム商品券会社のマイデーズを2013年に買収し、当該事業に参入した。今後は新会社ヨッヘン・シュヴァイツァー・マイデーズ・ホールディングという名の持ち株会社を設立し、ヨッヘン・シュヴァイツァーGmbHとマイデーズをその傘下に入れる。同持ち株会社にはプロジーベンザット1が90%、ヨッヘン・シュヴァイツァーの創業者が10%出資する。

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