自動車大手BMWのハラルド・クリューガー社長は経済誌『マネージャー・マガチン』のインタビューで、高級乗用車世界1位の座を競合ダイムラーのメルセデスブランドから2020年までに奪い返す意向を表明した。同社史上最大のモデル攻勢を通して実現する考えだ。
BMWは2005年、高級車1位をメルセデスから奪い取った。その後2015年までトップを維持したものの、16年にメルセデスに抜かれ2位へと転落。昨年は販売台数を増やしたものの増加幅はメルセデスより小さく、差が拡大している。
世界の高級乗用車市場ではBMW、メルセデス、アウディの独3ブランドがトップ3を独占している。