ドイツ連邦統計局が30日発表した1月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.6%増となり、上げ幅(インフレ率)は前月の同1.7%からやや縮小した。インフレ率の低下は2カ月連続。物品部門の上昇率が1.8%から1.5%へと低下したことが響いた。エネルギーは同1.3%から0.9%に縮小。食料品は3.0%から3.1%へとやや拡大した。サービス部門の上げ幅は横ばいの1.6%だった。
消費者物価指数は前月比では0.7%減と大きく落ち込んだ。
欧州連合(EU)基準のインフレ率は前年同月比が1.4%、前月比がマイナス1.0%だった。