ドイツ機械工業連盟(VDMA)が6日発表した独業界の2017年の新規受注高は前年比で実質8%増と大きく拡大した。受注増は2年ぶり。国外が10%増と特に好調だった。国内は8月までの低迷したものの9月以降の加速効果で5%の伸びを確保した。
12月の受注高は前年同月を7%上回った。国内が11%、ユーロ圏外が10%の幅で増加。ユーロ圏(ドイツを除く)は極めて好調だった前年同月の反動で8%落ち込んだ。
特殊要因による統計上のブレが小さい3カ月単位の比較でみると、10〜12月は前年同期比10%増と2ケタ台の伸びを記録した。国内が13%増と全体をけん引。ユーロ圏外とユーロ圏もそれぞれ10%、6%拡大した。