ルフトハンザが大阪便の発着地変更、フランクフルトからミュンヘンに

独航空最大手のルフトハンザは27日、大阪便のドイツ側の発着地を現在のフランクフルト空港からミュンヘン空港へと変更することを明らかにした。同社はミュンヘン空港発着便の増強方針を打ち出しており、その一環として今回の決定を下した。来年夏季シーズンから大阪便の発着地を変更する。

ミュンヘン空港では特にアジア向けの便を拡充考えで、ソウル、シンガポール向けを増便。バンコク便も増やし、週7便の運航とする。

ルフトハンザはフランクフルト空港にコストとサービス面で不満を持っており、今年夏シーズンには超大型機「A380」5機の駐機地を同空港からミュンヘン空港に変更した。これに対する市場の評価が高いことから、2020年にはA380をさらにミュンヘンへと移管する方向で検討を進めている。ハリー・ホーマイスター取締役(ハブ管理担当)は、コストとサービスの質が適切な空港で発着数を拡充する考えを表明した。

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