ダイムラーが北京に新R&Dセンター

自動車大手の独ダイムラーは14日、北京に「中国R&Dテックセンター」を新設すると発表した。同社はすでに同市に研究開発(R&D)拠点を持っており、新拠点は2カ所目。ダイムラーは中国でのプレゼンスを強化していく考えで、今春には現地合弁工場の新設計画を打ち出した。

北京汽車工業(BAIC)との合弁会社、北京ベンツ・オートモーティブ(BBAC)の工場敷地内に新開発拠点を建設する。新拠点はテスト棟と事務棟からなり、投資額は11億人民元強(約1億4,500万ユーロ)。工場内にR&D拠点を設置することで、メルセデスベンツ車を迅速に現地仕様化できるようにする考えだ。