ドイツ機械工業連盟(VDMA)が6日発表した独業界の昨年12月の新規受注高は前年同月比で実質8%減少した。ユーロ圏外からの受注が17%縮小。国外も10%減となり、足を強く引っ張った。ユーロ圏(ドイツを除く)は22%増と大幅に伸びた。
特殊要因による統計上のブレが小さい3カ月単位の比較でみると、10-12月期(第4四半期)は前年同期を実質1%上回った。ユーロ圏が11%増加したことが大きく、国内は1%、ユーロ圏外は2%落ち込んだ。
2018年全体の新規受注高は前年比で5%拡大した。国内が6%増、ユーロ圏が5%増、ユーロ圏外が3%増とすべての地域で前年を上回った。