ドイツ連邦統計局が19日発表した製造業の1月末時点の受注残高は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月末を0.4%下回った。減少は2016年9月以来で2年4カ月ぶり。新規受注の低迷が続いていることから、受注残高も縮小へと転じた。
地域別でみると、国外が0.8%減と振るわなかった。国内は0.4%増加した。
部門別では中間財が0.8%、投資財が0.4%の幅で後退。消費財は2.0%拡大した。
受注残(受注残高の対売上比率)は5.8カ月で、前月末を0.1カ月上回った。部門別でみると、投資財は8.1カ月(前月8.0カ月)、中間材は3.0カ月(3.0カ月)、消費財は1.9カ月(1.9カ月)だった。