ドイツ連邦統計局は26日、第1四半期(1〜3月)の国内住宅価格(暫定値)は前年同期を平均5%上回ったと発表した。上げ幅は大都市で特に大きく、7大都市ではマンション・アパートで8.6%、一世帯・二世帯住宅で6.9%に上った。田園地帯のなかで人口が比較的多い地区はそれぞれ1.7%、4.3%。人口希薄地区は各1.1%、4.5%だった。
2015年末に比べると、国内の住宅価格は22%上昇した。7大都市では上げ幅がマンション・アパートで40.8%、一世帯・二世帯住宅で36.4%に達している。人口希薄地区でもそれぞれ21.4%、16.3%と大きい。