卸売物価が16年6月以来の下げ幅に、9月は-1.9%

ドイツ連邦統計局が14日発表した9月の卸売物価指数は前年同月を1.9%下回り、3年3カ月来(2016年6月以来)の大きな下落となった。低下は3カ月連続。最大の押し下げ要因は石油製品で、下げ幅は前月の6.1%から11.0%へと拡大した。このほか、スクラップ・リサイクル材料(−12.8%)、穀物粉・葉たばこ・種子・飼料(−9.4%)、コンピューター・周辺機器・ソフトウエア(−6.6%)で大きく低下した。家畜・ペット(+13.8%)、食肉・肉製品(+5.2%)は大幅に上昇した。

9月の卸売物価は前月比でも0.4%落ち込んだ。下落は4カ月連続。

上部へスクロール