自動車部品のZFがベトナムに工場進出

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは11日、ベトナム北部のハイフォンで新工場の開所式を行ったと発表した。同社がベトナムに生産拠点を持つのは初めて。現地自動車メーカーのビンファスト(VinFast)に車台モジュールを供給する。

2,500万ユーロを投じて新工場を建設した。すでに7月末から量産を行っている。同工場はビンファストの完成車工場に隣接しており、車台モジュールをジャストインタイム方式で納入する。

ビンファストは2017年に設立されたベトナム初の自動車メーカー。東南アジアトップの自動車メーカーになることを目指しており、生産台数を25年までに50万台へと引き上げる計画だ。