独企業の20%以上で経営破綻の恐れ

新型コロナ危機の影響でドイツ企業の21%が経営破綻の恐れがあると考えていることが、Ifo経済研究所の6月のアンケート調査で分かった。調査担当者は「今後数カ月で倒産の波が発生する可能性がある」と警鐘を鳴らした。

倒産懸念が最も高いのはサービス業で、同割合は27%に上った。旅行では85%、宿泊では76%、飲食では67%と特に高い。

流通では小売が21%、卸売が15%だった。

製造は17%と平均を下回ったものの、金属製造・加工は53%、繊維は38%、印刷は28%、革製品は27%、自動車・自動車部品は26%に上った。