輸出見通しが10年来の高水準に

Ifo経済研究所が29日に発表した独製造業の3月の輸出期待指数(DI)は前月の11.9ポイントから24.9ポイントとへ上昇し、2011年1月以来10年2カ月ぶりの高水準を記録した。フュスト所長は「輸出業界はアジアと米国の力強い景気の恩恵を受けている。ユーロ圏も緩やかながら回復している」と述べた。

製造業のほとんどすべての分野で輸出見通しが改善した。特に電機と機械が好調で、機械は17年11月以来の高い水準となった。自動車も良好な見通しが続いている。2カ月連続で急落していた家具は好転した。衣料品と靴メーカーは売上減を見込んでいる。

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