Ifo経済研究所が27日に発表した独製造業の4月の輸出期待指数(DI)は前月の23.8ポイントから24.6ポイントとへ上昇し、2011年1月以来10年3カ月ぶりの高水準を記録した。同指数の改善は5カ月連続。フュスト所長は「製造業ではパンデミックの影響が多くの国でほとんどなくなっている。ドイツの輸出財への需要はその恩恵で大幅に増えている」と述べた。
製造業のほとんどすべての分野で輸出見通しが改善した。特に電機、機械、化学が好調で、機械は11年1月以来の高い水準となった。衣料品と「その他の輸送機器(船舶、航空機など)」は振るわなかった。