ニューヨークの洋上風力発電計画、RWEが英社と共同応札へ

独RWEの再生可能エネルギー子会社RWEリニューアブルズは20日、英送電大手ナショナル・グリッドと米北西部の洋上風力発電プロジェクトを共同展開することで合意したと発表した。コンソーシアムを結成し、まずはニューヨーク州が実施する入札に参加する。RWEは洋上風力発電のノウハウ、ナショナル・グリッドは同地に関する知見を持ち寄る。

ニューヨーク州は2035年までに容量ベースで9,000メガワット（MW）の洋上風力発電設備を稼働させる考え。ニューヨーク湾への発電パーク設置に向け入札を行う。

RWEは米国ですでに陸上風力発電、太陽光発電、蓄電事業を展開している。ナショナル・グリッドと組み今後は洋上風力発電にも乗り出す意向だ。