原料や部品不足に苦慮する独メーカーの割合が7月は63.8%に達し、4月の前回調査(45.0%)から大幅に増えたことが、Ifo経済研究所の企業アンケート調査で分かった。記録更新は2回連続。4月前の時点では2018年7月の20.2%が最高だった。調達価格も大きく上昇している。
原料・部品不足に直面する企業の割合が最も高い業界は電気設備で、84.4%に達した。これに自動車・自動車部品が83.4%、ゴム・樹脂製品が79.0%、家具が73.3%、データ処理装置が72.2%、機械が70.3%で続いた。半導体やプラスチック顆粒、木材不足が響いている。