ティッセンがインフラ事業を売却

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは5日、インフラ事業を独投資会社FMCベタイリグングに売却することで合意したと発表した。非中核事業の整理方針に基づく措置で、7月の鉱山機械事業売却合意に続き、さらなる事業の売却先が決まった。取引金額は非公開。年内の売却手続き完了を見込む。

インフラ事業では土木、海洋・構造エンジニアリングなどを手がけている。従業員数は約480人で、2020年9月通期の売上高はおよそ1億4,000万ユーロだった。FMCは今回の合意で事業拠点と雇用の維持を義務付けられた。

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