独機関士労組GDLは20日、ドイツ鉄道(DB)を対象とするストライキを21日から25日2時まで実施すると発表した。同労組は10~13日にもストを行っており、今回で2度目となる。
ストはまず、貨物部門で21日17時に開始。23日2時からは旅客輸送部門にも拡大する。DBはストの影響を可能な限り抑制する意向を示しているものの、前回同様、運休や遅延の発生は避けられない状況だ。
GDL とDBは賃上げの時期と次期労使協定の期間、コロナ一時金の支給を巡って対立している。DBはコロナ禍と洪水被害で財務が厳しい状況にあることから、譲歩を求めているものの、GDLは強硬な立場を堅持している。