オペルのアイゼナハ工場が操業停止に、半導体不足で少なくとも年末まで

自動車大手ステランティスのドイツ子会社オペルが同国中部のアイゼナハにある完成車工場の操業を来週(10月4~10日)から停止する。半導体不足を受けた措置で、少なくとも年内は工場を閉鎖する。業界紙『オートモビルボッヘ』が報じた。

広報担当者は「サプライチェーンの状況が許せば、オペル・グランドランドの生産がハイブリッドバージョンも含めて2022年初頭に再開される」と述べており、年明け以降も生産ラインを再稼働できない可能性がある。アイゼナハ工場の閉鎖期間中は生産の一部をフランス東部のソショー工場に移管するという。

アイゼナハ工場ではクロスオーバーSUV「グランドランド」の内燃機関車とハイブリッド車を生産している。従業員数は約1,300人。

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