独鉄鋼業界団体シュタールが21日発表した5月の粗鋼生産高は324万2,000トンとなり、前年同月を11.5%下回った。減少は3カ月連続。高炉鋼が13.6%減の219万3,000トン、電炉鋼が6.6%減の104万9,000トンとともに後退。銑鉄は14.1%減の201万1,000トン、熱間圧延鋼材は8.4%減の282万5,000トンだった。
1~5月の粗鋼生産高は1,636万8,000トンで、前年同期を4.8%下回った。高炉鋼は5.4%減の1,119万4,000トン、電炉鋼は3.5%減の517万4,000トン。銑鉄は5.6%減の1,030万2,000トン、熱間圧延鋼材は5.1%減の1,447万3,000トンだった。