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2023/5/15

ドイツ経済ニュース速報

卸売物価がついに下落、4月は前年同月比－0.5％に

ドイツ連邦統計局が15日発表した4月の卸売物価指数は134.6（2015年＝100）となり、前年同月を0.5％下回った。同指数の低下は2020年12月以来で、2年4カ月ぶり。指数も過去最高となった昨年9月（138.6）に比べ2.9％低い水準で、卸売物価はすでにピークアウトしている。 全体を最も強く押し下げたのは石油製品で、前年同月を15.7％下回った。石油製品の下落は2カ月連続。このほか、古材・残材（－31.5％）、穀物・葉たばこ・種子・飼料（－25.2％）、鉱石・金属（－20.5％）、化学品（－5.4％）で下げ幅が大きかった。 果物・野菜・じゃがいも（＋22.0％）、鉱物製の建材・建具（＋13.9％）、動物（＋11.4％）は2ケタ台の伸びを記録した。 卸売物価は前月比でも0.4％下落した。