メルクがAI創薬2社と協業

製薬大手の独メルクは20日、人工知能(AI)創薬の英エクセンシア、ベネボレントAIとそれぞれ戦略協業すると発表した。AIを活用して、がん、神経疾患、免疫疾患分野で新薬開発の加速と効率アップを図る。

協業では低分子医薬品の候補化合物を創出する。前臨床と臨床試験はメルクが行う。メルクは英2社に前払金のほか、開発の進捗に応じた成功報酬(マイルストン)をそれぞれ支払う。上市した製品については売り上げに応じた段階的ロイヤリティも支払う。

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