サノフィが一般医薬品事業を分離

製薬業界の仏サノフィは27日、一般医薬品事業の分離方針を明らかにした。経営資源を収益力の高い特許薬の分野に絞り込む考え。フランスでの新規株式公開(IPO)を通して実施する可能性が最も高いとしている。早ければ2024年第4四半期にも分離手続きを完了する見通しだ。

サノフィは一般医薬品市場のトップ3に入る企業。風邪・咳・鼻炎、鎮痛、消化器系、生活改善の4領域で製品を展開している。同事業の昨年の売上高51億ユーロだった。

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