NTTデータは8日、SAP関連ビジネスを手がけるSapphire Systemsを、独子会社NTTデータ・ビジネス・ソリューションズを通じ完全買収すると発表した。SAPクラウド・デジタル関連サービスのケイパビリティを強化する。買収価格は明らかにしていない。
Sapphireは1992年の創業。英SAP市場を代表する1社で、SAPクラウドソリューションをはじめとするクラウド・デジタル関連サービスを通し、1,200を超える顧客にコンサルティングや開発、マネージドサービスを提供してきた。米国の顧客向けにも事業を展開している。従業員数は約420人。
NTTデータは今回の買収により、Sapphireが持つ幅広い顧客基盤を獲得するとともに、同社のクラウド・デジタルケイパビリティを活用することで、顧客のデジタルプラットホーム変革にこれまで以上に貢献できるようになる。