航空大手の独ルフトハンザ・グループと電動垂直離着陸機(eVTOL)開発の独リリウムは7日、戦略パートナーシップを締結することで基本合意したと発表した。欧州でeVTOLを共同運営する可能性を探る。
具体的には地上・フライト運営、メンテナンス、クルー、飛行訓練の分野で協力することを検討する。また、バーティポートをはじめとするインフラの開発、空域統合などについて空港や地域パートナーなど第三者との協業の可能性を分析する。
リリウムのクラウス・レーヴェ最高経営責任者(CEO)は、「ルフトハンザ・グループの顧客にeVTOLフライトを提供するチャンスと可能性を調査することをうれしく思う」と述べた。