賃貸住宅のヴォノヴィアがPPA、1万世帯に再生エネ供給

独賃貸住宅最大手のヴォノヴィアは10日、エネルギー大手のRWEと電力購入契約(PPA)を締結したと発表した。賃貸住宅の入居者に再生可能エネルギー電力を供給する。同社は2045年までに炭素中立をほぼ実現するという目標を掲げており、その実現に向けて再生エネの利用を拡大していく意向だ。

ベルリンの西およそ110キロのヴスト・フィッシュベックにある陸上風力発電パークから約1,800万キロワット時(kWh)の供給を受ける。契約期間は今月から差し当たり1年。ヴォノヴィアの住宅に入居する1万世帯弱が安定価格で同電力を利用できる。二酸化炭素(CO2)の排出量を年1万3,400トン削減できる計算だ。

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