3月3日までドイツ鉄道でストなし、自治体系交通機関ではVe rdiがスト予告

独機関士労組GDLがドイツ鉄道(DB)を対象に実施していたストライキを中途で打ち
切った。労使交渉を再開することで経営陣と合意したためだ。交渉の終了期限である
3月3日まではストを見合わせることを文書で取り決めており、交渉期間中はダイヤが
正常に運行される。
GDLは23日にストを開始した。期間は当初29日18時までとなっていたが、27日付のプ
レスリリースで終了日時の繰り上げを発表。貨物部門で28日18時、旅客部門で29日2
時にそれぞれ打ち切った。29日のダイヤはおおむね正常に運行されている。
一方、独統一サービス労組Verdiは29日、バイエルン州を除く全国の基礎自治体系近
距離公共交通機関で4月2日(金)に終日ストを実施することを明らかにした。バス、
トラム、地下鉄の運行に大きな支障が出ると予想される。

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