卸売物価11カ月連続低下、2月は前年同月比-3%に

ドイツ連邦統計局が13日に発表した2月の卸売物価指数(2015年=100)は前年同月
比3.0%減の130.9(2015年=100)となり、11カ月連続で低下した。
全体を最も強く押し下げたのはこれまで同様、石油製品で、前年同月を3.5%下
回った。石油製品の下落は12カ月連続。このほか、穀物・葉たばこ・種子・飼料
(−20.8%)、化学品(−15.0%)、鉱石・金属(−14.4%)、牛乳・乳製品・
卵・食用油脂(−6.1%)で下げ幅が大きかった。果物・野菜・じゃがいも(+
7.3%)、飲料(+5.1%)、たばこ製品(+5.0%)は大きく上昇した。
卸売物価指数は前月比では0.1%減となり、2カ月ぶりに低下した。石油製品は
0.3%増となり、上昇へと転じた。

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